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2020年4月1日水曜日

20200314 新宿末廣亭3月中席

<昼の部>
(前座) 三遊亭ごはんつぶ…つる
三遊亭歌扇…桃太郎
江戸家子猫…物まね
春風亭朝枝(寿二ツ目昇進)…湯屋番
鈴々舎鈴之助…手紙無筆
三増紋之助…曲ごま
古今亭菊之丞…元犬
三遊亭歌武蔵…相撲漫談
林家二楽…紙切り
柳家さん喬…短命
松旭斉美登…奇術
金原亭伯楽…宮戸川
中入り
三遊亭歌る多…替り目
笑組…漫才
桂南喬…粗忽の釘
三遊亭円歌…やかん
鏡味仙三郎社中…太神楽
三遊亭歌奴…五貫裁き
<夜の部>
(前座) 三遊亭ぐんま…初天神
橘家文吾…五目講釈
のだゆき…音楽パフォーマンス
橘家文太(寿二ツ目昇進)…宗論
柳家小せん…ふぐ鍋
米粒写経…漫才
隅田川馬石…子ほめ
春風亭勢朝…袈裟御前
柳家小菊…音曲
柳家小さん…長屋の花見
柳家小満ん…時そば
中入り
柳亭こみち…たけのこ、芸者さんの一日
アサダ二世…奇術
林家きく麿…スナックヒヤシンス
春風亭一朝…鮑のし
林家正楽…紙切り
橘家文蔵…天災

 さん喬さんの存在を知ったきっかけはNHKの真打ち競演というラジオ番組だった。すごくいい声の人だな、一度生で見てみたいな、と思い独演会に行ってみてますます好きになった。その後数回寄席で高座に接する機会があったが、その度に、さん喬さん素敵だなー幸せだなーという気持ちになる。
 伯楽さんも素敵だった。円歌さん、お初だったのだが、あのやかんは結構衝撃だった。歌奴さんの五貫裁きは、イヤな気持ちにならずに聞けてよかった。一体何が違うのだろう。
 夜の部、のだゆきさん、米粒写経に会えて嬉しい。文太さんの宗論は2回目だけど、ホント面白い。馬石さん、普通にやってるみたいなのに噺の面白い部分を膨らませる感じですごく笑わせてくれる。きく麿さんから一朝さんのラインは、一朝さんが色々拾う感じで最高だった。乱暴者が出てくる噺は、文蔵さんにぴったりかと。
 コロナウイルスの影響で方々の会が中止や延期となっているためか、予定されていた出演者の交替は2組だけ。これって記録的なことなんじゃないだろうか。
 

2020年3月9日月曜日

20200307 新宿末廣亭3月上席

<昼の部>
(前座) 桂空治…寿限無
春風亭吉好…アンケートの行方
江戸家まねき猫…物まね
柳亭小痴楽…浮世床
雷門小助六…初天神
D51…コント
立川ぜん馬…あくび指南
日向ひまわり…木村長門守 堪忍袋
やなぎ南玉…曲ごま
春風亭昇乃進…大安売り
桂小南…ハワイの雪
きょうこ…奇術
昔昔亭桃太郎…やかん
中入り
春風亭柳太郎…おかえり
東京太・ゆめ子…漫才
三遊亭遊馬…牛ほめ
柳家蝠丸…お七の十
ボンボンブラザーズ…曲芸
三遊亭圓輔…火焔太鼓
<夜の部>
(前座) 桂伸び太…道具屋
立川幸之進…家見舞
青年団…コント
笑福亭和光…秘伝書
玉川太福…豆腐屋ジョニー
春本小助・鏡味小時…太神楽
三遊亭萬橘…居候
桂米福…長屋の花見
北見伸…奇術
春風亭柳橋…子ほめ
春雨や雷蔵…宮戸川
中入り
立川吉幸…義眼
宮田陽・昇…漫才
神田紅…桂昌院
三遊亭圓丸…堪忍袋
桧山うめ吉…俗曲
立川吉幸…寝床

 予定していた萬橘さんの会が延期になったため、心にぽっかりと空いた穴を埋めてもらうべく、またまたこちらへ。
 駒の南玉さん、粋で茶目っ気たっぷりで本当に素敵。そして小南さんを発見。これはもう発見としか言いようがない、というぐらい、まったく度肝を抜かれてしまった。
 全体的にはやはりコロナの影響なのか客席はゆったりめ。そんな状況も手伝ってなのか、和やかな空気で幸せな気分に浸る。
 まってましたの萬橘さん。時間は短いながらも充実感たっぷりで、萬橘ロスもこれで解消。そして末廣亭さん、営業してくださっていて、本当にありがとうございます。

2020年3月2日月曜日

20200229 新宿末廣亭2月下席

〜千秋楽〜
<昼の部>
〜途中から
桂才賀…カラオケ刑務所
林家楽一…紙切り
むかし家今松…てれすこ
中入り
柳家小傳次…寿司屋水滸伝
ホームラン…漫才
柳亭左龍…長短
古今亭志ん弥…親子酒
ダーク広和…奇術
柳家さん喬…寝床
<夜の部>
(前座)鈴々舎美馬…子ほめ
柳家かゑる…イミテー村
ニックス…漫才
柳亭市若…平林
古今亭志ん陽…猫と金魚
伊藤夢葉…奇術
三遊亭金時…紙入れ
桂扇生…豆屋
ぺぺ桜井…ギター漫談
金原亭馬生…強情灸
林家正雀…一文笛
中入り
古今亭駒治…十時打ち
すず風にゃん子・金魚…漫才
林家きく麿…半ソボン
三遊亭歌奴…棒鱈
翁家勝丸…太神楽
鈴々舎馬るこ…子別れ

 今回は、昼の部主任のさん喬さんはもちろんすごく見たかったのだけれど、それ以上に今松さんに魅かれて、というところが大きかったかも知れない。というわけで、お昼の部途中から駆けつける格好となった。
 この日の末廣亭はいつもとは雰囲気が違い、みんなあんまり笑わないな、という印象。和やかさに欠ける空気が漂っている、とでもいうのだろうか。馬るこさんが言うには、COVID-19の影響によってあちらこちらで落語会が中止となったために落語難民たちが集ってきたのでしょう、ということなのだが、そうだと仮定するならば、通のお客さんなので、やたらに笑わねぇよ、という人が多かったということになるんだろうか。
 夜の部前座の美馬さん、新ニッポンの話芸でお見かけしはいたのだが、落語を伺うのは初めて。落語協会の前座が多すぎてなかなか楽屋入りできないでいる、という話を聞いていたので気になっていたのだが、立派に務めておられる姿を見ることができて感慨深い。
 そして、いつも行く座間の落語会で前座さんだった市若さんの二ツ目昇進のお披露目。いやなんか初々しいなぁ。いいなぁ。
 この日は、志ん陽さん、小傳次さん、駒治さん、扇生さんなんかが特に印象に残りました。やっぱり扇生さんが好きみたい。あと馬るこさん、良かったです。

2020年2月28日金曜日

20200224 池袋演芸場2月下席

<昼の部>
(前座)春風亭枝次…子ほめ
橘家文吾…真田小僧
春風亭朝枝…やかん
橘家文太…宗論
アサダ二世…奇術
柳家小八…ふだんの袴
古今亭志ん陽…夏泥
仲入り
春風亭ぴっかり…元禄女太陽傳
古今亭文菊…強情灸
ぺぺ桜井…ギター漫談
春風亭百栄…落語家の夢

 池袋下席夜の部は落語協会特選会のため昼の部のみ。2月下席は神田伯山襲名披露興行が浅草演芸ホールで行われているため、きっと空いてるんじゃないかな〜と油断していたら、開場30分前くらいですでに結構な列ができていた。中へ入ると、通常の座席の後ろと通路に補助椅子的なものが出ている。
 番組表を見て初めて知ったのだけれど、朝七改め朝枝さんと門朗改め文太さんの二ツ目昇進披露興行だった。朝枝さん、二ツ目になったばかりとはとても思えぬ調子で、この人一体これからどうなってしまうんだろうと。文太さん、根多のせいもあるのかもだけれど、おもしろすぎる。本当にこれから楽しみな人たちに、また出会ってしまったな、と。
 百栄さん、3度目なんだけど、なんというか毎回見るたび全然違う人のような感じがする。こちらの受け止め方というのか状態が異なるせいもあるのかも知れないので、よくわからないけれど、あと3回くらいは見ないとな、と思う。
 

2019年10月15日火曜日

20191014 新宿末廣亭10月中席

<昼の部>
(前座)桂伸ぴん…初天神
三遊亭遊雀…悋気の独楽
カントリーズ…漫才
三遊亭遊里…洒落番頭
瀧川鯉朝…夏泥
新山真理…漫談
三遊亭萬橘…ん廻し
三遊亭遊之介…蝦蟇の油
マグナム小林…バイオリン
神田蘭…樋口一葉の人生 前半
三遊亭遊吉…安兵衛狐
国分健二…漫談
桂歌春…鍋草履
中入り
きょうこ…奇術
三遊亭とん馬…宗論
桂伸乃介…真田小僧
桧山うめ吉…俗曲
三遊亭遊三…青菜
二人羽織…大喜利
<夜の部>
(前座)(いちふくさん?)…寿限無
三遊亭吉馬…鰻屋
桂小すみ…俗曲
笑福亭和光…(処世術の本のはなし)
神田阿久鯉…宇津ノ谷峠
ダメじゃん小出…大道芸
立川談之助…(立川流のはなし)
春風亭柳好…看板のピン
青年団…コント
三遊亭円丸…堪忍袋
昔昔亭桃太郎…結婚相談所
中入り
三笑亭可風…猫の皿
東京ボーイズ…漫談
三笑亭夢花…蜘蛛駕籠
三笑亭可龍…湯屋番
鏡よし乃…太神楽
三遊亭円馬…ねずみ

 10月は真打昇進披露興行が行われていて、中席は池袋演芸場で落語芸術協会所属の柳亭小痴楽、浅草演芸ホールで落語協会所属:柳家わさび・柳家喬の字改メ五代目柳家小志ん・初音家左吉改メ古今亭ぎん志・柳家ほたる改メ柳家権之助、というスケジュール。敢えて真打披露興行を外して、というわけではないのだけれど、萬橘さんの上がる日だったのでこちらへ伺うことに。
 そして昼の部、直前に出番が変わっていきなりの遊雀さん。存在感がものすごい。その上見てるだけで明るい気持ちになれる。素敵な方だったなぁ。
 桃太郎さんの真のすごさに気がついたのが、先日放送されていたラジオ番組真打競演。なんだかまたトンデモない人が出てきちゃったなぁ!と改めて思っていた矢先にこうして目撃することができて幸せ。
 色物ではダメじゃん小出さんがヤバかった。代演のうえ芸術協会所属ではなさそうだが、おもしろすぎるのでまた出て欲しい。
 きょうこさんの奇術は和妻ともいうらしい。初めて見る芸で、いつものマジックとは違って雰囲気があるし、とても鮮やかな芸だと感じた。マジックが鮮やかじゃないってわけではないんですよ、もちろん。
 うめ吉さんは可愛いので大好きなんだが、小唄の内容を説明してから演ってくださった。なんとなく内容を知った上で聞いていると、普段は聞き取りにくかった古い言葉も予想して聞くことができて、とても楽しい。
 同じ音曲の小すみさんは声がとても素敵な上めちゃくちゃ芸達者で、しかもハートがこもっているというのか、何か熱いものを感じる。次回11月のグリーンホール八起寄席にも出演予定。こちらも伺う予定なんで、楽しみが増えた。

2019年9月15日日曜日

20190915 新宿末廣亭9月中席

<昼の部>
(途中から)
柳亭小燕枝…小言幸兵衛
中入り
古今亭菊志ん…お血脈
ジキジキ…音曲漫談
入船亭扇遊…家見舞
柳家さん八…親子酒
鏡味仙三郎社中…太神楽
柳家小さん…たいこ腹
<夜の部>
(前座)林家木はち…寿限無
林家扇兵衛…牛ほめ
ロケット団…漫才
三遊亭天どん…不良クラブ
鈴々舎馬るこ…八幡様とシロ(元犬)
伊藤夢葉…奇術
桂扇生…巌流島
林家木久扇…明るい選挙
東京ガールズ…邦楽バラエティ
桂文生…桃太郎
柳家小ゑん…下町せんべい
中入り
古今亭志ん陽…猫と金魚
翁家社中…太神楽
林家彦いち…ねっけつ!怪談部
三遊亭丈二…レンタルヒデオ
林家正楽…紙切り
林家きく麿…スナックヒヤシンス(全)

 きく麿さんをお目当てに久しぶりの末廣亭でした。夜の部は大入りな感じで大盛り上がり。木久蔵さんの代演でひろ木さんという情報が出ていたので、こちらも楽しみにしておりました(ひろ木さん好きなんで)。が、ん?めくりが…天どん?やったー!心拍数がイッキに跳ね上がりました。
 きく麿さんのことは、サンキュータツオさんが出演していたラジオ番組で口演を流していたのを2回ほど聴いてものすごくはまってしまい、これはもう絶対目撃しなくては!と思っていた割には、あれからだいぶ時間が経ってしまったんだけど、やっと会えましたよ。音源もいいけど、実際に自分の目で見るって大事ですね。あの腰つきとかね。そして今も小林旭の歌が頭の中でエンドレス、なんだゾ!
 丈二さんは2回目で、初めての時は漫談みたいな感じだったのでちゃんとネタを伺うのは初めて。さすが円丈さんのお弟子さんだな、という感じでぶっ飛んでて最高でした。
 扇生さん、天どんさんや馬るこさんのようにはできませんが…と言って始まったのが巌流島。これがまた気持ちよくて、どんでん返しでスカッとしてサゲまで一気に駆け抜ける感じがたまらない。気分爽快でした。

2019年5月26日日曜日

20190525 浅草演芸ホール5月下席

<昼の部>
(前座)三遊亭ぐんま初天神
三遊亭わん丈おかんのおかげ
林家正蔵(木久扇師匠の話)
ニックス漫才
春風亭㐂いち熊の皮
三遊亭歌武蔵(相撲漫談)
三増紋之助曲ごま
林家たけ平(おじいちゃんおばあちゃんの話)
桂文楽悋気の火の玉
ストレート松浦ジャグリング
柳亭燕路出来心
金原亭伯楽(志ん生の話)
江戸家小猫ものまね
春風亭三朝代書屋
鈴々舎馬風(楽屋の話)
仲入り
三遊亭丈二(病気の話)
ホームラン漫才
柳家はん治ぼやき居酒屋
春風亭一朝転失気
アサダ二世マジック
三遊亭圓丈グリコ少年
<夜の部>
(前座)柳亭市若寿限無
鈴々舎馬るこ糖質制限初天神
すず風にゃん子・金魚漫才
柳家寿伴幇間腹
柳家小ゑんほっとけない娘
ぺぺ桜井ギター漫談
柳家一九都々逸親子
桂ひな太郎紙入れ
丸山おさむ声帯模写
柳家小満ん粗忽長屋
仲入り
柳亭市楽芝居の喧嘩
春風亭勢朝紀州
一風・千風漫才
三遊亭歌奴西行鼓ヶ滝
柳家小里ん長短
鏡味仙三郎社中曲芸
柳亭市馬船徳

 㐂いちさん、寿伴さんの二ツ目昇進記念。きいち改メ㐂いちさんの「き」は、東京かわら版では「喜」になっているけれど、Webページなどでは「㐂」となっている。「㐂」は「喜」の異体字とのことなので(参考https://kanji.jitenon.jp/kanjin/6597.html)、どちらも同じといえるのかもしれないけれど、活字では「㐂」が使えないなどの事情があるのだろうか。
 円丈さんの上がる前に、舞台から客席に降りる階段をチェックしている人がいたので、もしや、と思っていたら、予感的中、グリコ少年だった。キャラメルはキャッチできなかったし(どんくさいので)、私が座っていたところは駆け抜けなかったけれど、でもうれしかった。
 市馬さん。ええ声や。前半眠くなってしまったけれど、後半はたのしかった。ええ声が眠りを誘うのかもしれない。
  馬風師匠、歯磨き粉の匂いがした、気がした。

2019年3月18日月曜日

20190316 池袋演芸場3月中席

<昼の部> 途中から
三遊亭吉窓…本膳
柳家小ゑん…ミステリーな午後
ロケット団…漫才
林家正蔵…蜆売り
仲入り
三遊亭究斗…ミュージカル小噺
柳家小さん…無精床
林家二楽…紙きり
三遊亭円丈…夢一夜
<夜の部>
(前座)柳家寿伴…狸の札
柳亭市童…高砂や
柳家あお馬…悋気の独楽
すず風にゃん子・金魚…漫才
柳亭こみち…豊竹屋
三遊亭金時…唖の釣り
林家正楽…紙きり
林家錦平…紀州
柳家小のぶ…火焔太鼓
仲入り
柳亭市楽…蝦蟇の油
春風亭一朝…宗論
ストレート松浦…ジャグリング
柳亭市馬…三十石夢乃通路

 昼の部は立ち見で。とりあえず小ゑんさんに間に合ってうれしい。昼の部終演後、「円丈落語全集 ; 1・2」二冊を購入。サインをしてもらい、ツーショット写真も撮ってもらって感激。円丈さんはサインしながらもいい感じに話しかけてくれたりして本当に素敵だった。
 小のぶさん、ものすごく引き込まれた。落語ってただしゃべってるだけではなく、単に演じるという枠にも収まるわけでなく、ああこれが話芸っていうことなのだな、という思いがずしっとお腹に入ってくる感じがした。
 今回も貴重な経験ができて大満足。

2019年3月12日火曜日

20190310 浅草演芸ホール3月上席

<昼の部>
(前座)桃月庵あられ…道灌
(前座)入船亭扇ぽう…たらちね
林家扇…真田小僧
林家きく麿…寝かしつけ
ダーク広和…マジック
三遊亭青森…強情灸
三遊亭歌武蔵…(相撲漫談)
ぺぺ桜井…ギター漫談
林家彦いち…みんな知ってる
三遊亭圓丈…金さん銀さん
すず風にゃん子・金魚…漫才
入船亭扇辰…悋気の独楽
春風亭一朝…牛ほめ
林家正楽…紙切り
桂文楽…替わり目
鈴々舎馬風…(漫談)
仲入り
春風亭三朝…やかんなめ
ロケット団…漫才
三遊亭歌奴…佐野山
橘家圓太郎…松竹梅
ストレート松浦…ジャグリング
林家ひろ木…クイズの王様
<夜の部>
(前座)春風亭きいち…やかん
古今亭始…元犬
柳亭こみち…熊の皮
ニックス…漫才
金原亭馬太郎…湯屋番 かっぽれ
古今亭菊太楼…ざるや
林家楽一…紙切り
古今亭菊之丞…片棒
柳家小ゑん…ぐつぐつ
アサダ二世…マジック
金原亭伯楽…親子酒
仲入り
林家正蔵…一眼国
古今亭志ん輔…豊竹屋
柳家小菊…粋曲
三遊亭鬼丸…権助魚
古今亭志ん彌…(将棋のはなし)
翁家勝丸…曲芸
古今亭文菊…子別れ

 ひろ木さんのトリ目当で昼の部だけのつもりだったが、やはり夜の部の文菊さんを見ないことには帰れないな、という気持ちになり結局一日滞在してしまった。青森さんと馬太郎さんの二ツ目昇進のためかとても豪華な顔ぶれ。圓丈に一朝に馬風って。すごすぎる。思い出したらドキドキしてきた。救心。
 小ゑんさんはお初だったが、ヤバかった。ちょっと追いかけたくなった。そして、ある意味この日はお客さんが最もヤバかったのではないか。まくらを振っている最中に合いの手を入れて怒られていたり(もちろん本気で怒っているわけではない)、特に笑いどころはないところで突然大声で笑い出す人などなど色々とやばい。浅草ワンダーランドである。
 寄席は大人のテーマパークなんだな、ってふと思った。

2018年10月21日日曜日

20181020 浅草演芸ホール 10月中席

<昼の部>
前座 三遊亭かつを…子ほめ
三遊亭伊織…転失気
柳家さん助…手紙無筆
一風・千風…漫才
柳家小せん…鷺とり
柳亭燕路…小言念仏
アサダ二世…マジック
柳家喬之助…宮戸川
林家しん平…(ウルトラマンのはなし)
丸山おさむ…声帯模写
桂文楽…権兵衛だぬき
古今亭菊千代…ふぐ鍋
江戸家小猫…ものまね
鈴々舎馬風…(床屋のはなし〜リングアナのはなし〜談志の思い出)
仲入り
真打昇進披露口上
林家正楽…紙切り
三遊亭吉窓…大安売り
林家種平…お忘れ物承り所
柳家小さん…家見舞い(たぶん)
翁家社中…曲芸
古今亭駒子…惚れ薬、吉田くんと受付嬢
<夜の部>
前座 春風亭きいち…やかん
春風亭一左…浮世床
春風亭三朝…代脈
ジキジキ…音曲漫談
隅田川馬石…ざるや
林家ひろ木…熊の皮
林家楽一…紙切り
三遊亭白鳥…実録・鶴の恩返し
古今亭菊春…親子酒
柳家小菊…粋曲
五街道雲助…置泥
仲入り
金原亭馬玉…紙入れ
春風亭勢朝…紀州
ぺぺ桜井…ギター漫談
入船亭扇辰…悋気の独楽
柳家はん治…妻の旅行
鏡味仙三郎社中…曲芸
春風亭一之輔…笠碁

 事前情報にて、馬風師匠、白鳥さん、雲助さん、扇辰さん、はん治さんなどお目当てに、昼夜通しに挑戦。こんなにいいお天気の日に寄席にこもっているのも、ちょっとどうかなぁなんて思いながら。がんこ餅(たくさん)とみかん(6つ)を用意して準備万端。開演10分前くらいに入場すると、すでに1階席は団体予約席で相当数を占められており、ほぼ満席な感じなので2階へ。2列目は中座もしやすいので、なかなかいいということがわかった。夜席は念願の1階席へ移動。あたりまえだが全然見え方が違う。漂うレトロな空気感のせいだろうか、昔テレビで見た演芸番組の画面を切り取って再現したような感覚。
 さん助さん、お初。めちゃくちゃ笑った。小せんさんの鷺とりもおかしかった。程よいテンポにのっかって気持ちいい。つづく燕路さんの小言念仏もめちゃくちゃおかしい。ここでなぜかまた、自分が子供だった頃のイメージがよぎる。しん平さんはここ最近よく見るけれど、大人も子供も楽しい感じなんだなぁと改めて。この日の馬風師匠はとりとめない感じだったかな。下ネタは入ってたけど。小さん師匠…ごめんなさい寝てました…。そして文楽師匠、狸の頭を刈る様子がたまらん。しあわせ。
 おまちかね新真打駒子さん。お初だったけれど、そして初めは「?」となったけれど、なんだこれ楽しい!新作中心の方なのだろうか。演題は不明だが、前半はギンギラボーイとラブラブガールで、後半は吉田とか西村とか出てきて、めちゃくちゃ笑う。昼の部終演で席を立った後も、しばらくニヤけてしまうおかしさだった。
 夜の部、ジキジキのあとくらいからかな、出囃子で手拍子が。楽しい。ひろ木さん、これまで存じ上げなかったが、これはこれは大変なものを見てしまった。木久扇師匠のお弟子さんとのことなので、なおさらである。なんともいえないあのとぼけた雰囲気は、計算ずくなのか天然なのか?と思わせてしまうところがすでに計算なのか?…とても気になる。さらに寄席用なのか常にああなのか。あぁ気になる。まずは木久扇師匠から掘り下げたくなるが、これまた思うツボってやつなんだろうか。



2018年10月9日火曜日

20181008 新宿末廣亭10月上席

昼の部
春風亭だいなも…(道灌?)
鈴々舎八ゑ馬…味噌豆
アサダ二世…奇術
林家たけ平…金色夜叉
三遊亭金朝…反対俥
江戸家小猫…物まね
林家しん平…(高級食材〜健康法のはなし)
むかし家今松…近日息子
ロケット団…漫才
柳亭小燕枝…権助提灯
金原亭伯楽…(小噺)
立花家橘之助…三味線漫談(たぬき)
柳家権太楼…町内の若い衆
中入り
柳亭こみち…附子
ホンキートンク…漫才
古今亭文菊…長短
柳家小せん…目薬
翁家社中…太神楽
鈴々舎馬るこ…目黒のさんま
夜の部〜真打昇進襲名披露興行
柳家緑助…つる
笑組…漫才(+南京玉すだれ)
古今亭志ん吉…浮世床
三遊亭歌奴…宮戸川
三遊亭吉窓…大安売り
林家正楽…紙切り
春風亭勢朝
柳家花緑…親子酒
マギー隆司…奇術
柳亭市馬…のめる
鈴々舎馬風…紙入れ
中入り
新真打口上
すず風にゃん子・金魚…漫才
柳家はん治…妻の旅行
五街道雲助…ざるや
鏡味仙三郎社中…太神楽
柳家観之助…妾馬

 ついに初の昼夜制覇を果たした。11:00くらいにつくと、すでに結構な列が。昼の部、小学生くらいのお客さんも多く、とても賑やか。夜の部、披露目の席ははじめて。とても華やいだ雰囲気。ハレの席なんだよなぁとしみじみ。
 開口一番だいなもさん、いきなりものすごく勢い良くて、それだけで笑ってしまった。百栄師匠のお弟子さんとのこと。師匠も近いうちに体験したい。
 伯楽さんは、今日は子供さんが多くいらっしゃるので、子供さん向けに小噺。最初にすでに出ていた味噌豆に入りそうになって、前座さんが知らせに来るというハプニング(?)。
 橘之助さん、今日は代演だと思い込んでいて、伯楽さんが下がられてすぐにトイレに立ったら、三味線の音が!急いで用を済ませて慌てて席へ戻る。橘之助襲名の頃から見たい見たいと願っていたので、ちょっとショックだったが、たぬきを演ってくださって感激。
 今日はお披露目とのことで、後ろ幕が。しかし空調の風で裾が煽られて「ふわぁ〜」と前に上がって来る。権太楼さん、セコい幕だね協会の幕だから、って。中入り後、若干修正され、こみちさん「今わたくしが念力で抑えております」。附子は、小学校の国語の教科書に載っていたので、子供さんを視野に入れてのことだろうか、と憶測するも、今も載っているのだろうか。水あめをしゃぶる仕草なんかは女がやるもんじゃないって言われるんですよ、なんて言いながらも、もちろんサマになっている。権助提灯なんかも拾いつつ。
 いつ頃だったか、文菊さんの長短について書かれたものを読んだことがあり、通常は短気のほうに焦点を当てて演じるが、文菊師匠のは気長の方に焦点を当てているところが新しい、ということであった。たしか。読んだ当初は長短を聞いたこともなかったので、なんのことか、と思ったのだが実際に目撃してみてこめかみが痺れる。ここ最近で複数の演者のものを見ていたことも作用していたと思うが、色々見ていると楽しみが深まる…というのはあくまでポジティブな見方で、結局落語は知らないとあんまり面白くないというネガティブな側面があって、私はこれが実は本質なんじゃないかと思っているのだが、いったいこの芸能はなぜこれまで継承され人々を楽しませ続けているのか。そんなことを考えてしまう。
 夜の部は一気にお祝いムードも高まり、笑組先生の南京玉すだれやら、歌奴さんの宮戸川のサゲは観之助出生の秘密だわ、金魚先生の手作り冠は観之助からもらったものだけで作った特別バージョンだわ(漫才はショートバージョンだった)で大いに盛り上がる。
 馬風師匠のくすぐり、アダルトなやつ。その場ですぐには気がつかず後で気づいて思わずメモ。卑猥なワードが有馬グランドホテルのコマーシャル欄に。
 口上では、司会の吉窓師匠を突き飛ばす馬風師匠。花緑師匠が「馬風師匠にも本当にお世話になり…」とやれば、何かを催促する手をそっと差し出す。三本締めも、名誉会長は会長市馬にはゆずらず笑いをとる。こちらも全篇サービス満点という感じであった。
 そのあとは正蔵さんの代演ではん治師匠。その素敵さに気づく。妻の旅行、調べたら三枝…今は文枝か…の創作らしい。お父さんの飄々とした様子が文枝と言われれば確かに、という感じ。新作はこのように再演されることによってスタンダードとして定着し、やがて古典になっていくのだろう。
 雲助師匠も代演だったのだがずっと見たいと思っていたので、こちらも嬉しく。ここのラインは、ずっと見ていたい感じだ。
 今日まで見てきたところで、伝統という縛りのなかで行われる内輪受けの芸とは対極的に、いわばお約束のない外の世界で繰り広げられるもっとポップな落語も存在していて、こちらもまた継承されつつあり人気も拡大していると感じている。ただしポップな落語も、寄席とはまた別のジャンルのことについて知らないと笑えないというお約束はあるのだが。寄席でポップなものは決して見られない、というわけではもちろんないし、それ以外の場所では寄席的なものは絶対にない、つまり絶対的な2極化がなされているわけでは決してないのだが、相対的に、閉鎖的な寄席の世界とそれ以外を比べてみるという見方はできそうだ。むしろ寄席芸とそれ以外にやんわりと分化されたことで、落語界は豊かになったといえるのではないだろうか。さらに豊穣な世界としていくためには伝統と革新と両方のバランスを保っていくことが必要で、このことは演者だけの問題でなく我々観客にも責任があるのではないかと考えている。

2018年10月2日火曜日

20181001 池袋演芸場10月上席

昼の部
前座 柳家寿伴…金明竹
林家つる子…やかん
桂三木助…猿後家
昭和こいる…漫談
川柳川柳…(テレビ、力道山の話)
林家源平…猫と金魚
ホームラン…漫才
柳家一九…置泥
柳家小袁治…長短
林家二楽…紙きり
古今亭志ん輔…豊竹屋
仲入り
蜃気楼龍玉…親子酒
八光亭春輔…一眼国 + かっぽれ
伊藤夢葉…奇術
柳家小満ん…明烏
夜の部(途中まで)
前座 古今亭まめ菊…道灌
桃月庵こはく…壺算
古今亭菊太郎…たいこ腹
すず風にゃん子・金魚…漫才
林家正蔵…夢八
柳家甚語楼…犬の目

 初めての池袋演芸場。場所がすぐにはわからなくて周囲をぐるぐるしてしまう。平日の正午前にうろつく繁華街は、場違いなような少し間が抜けているような、そしてどこか寂しいような。この日は台風一過にて超好天ゆえ、なおさらか。地下2階の会場へ入ってみると、思った以上にこじんまりしている。これは土日に入場するのはけっこう大変なんじゃないだろうか。人気のある演者が上がる日は、絶望的なんじゃないかという気もする。
 初めてのつる子さん。美人と評判なので思い描いていた声の感じは、いかにも女性らしいというかトーンの高い澄んだ声を想像していたのだが、実際はそんなイメージとは全然違っていて、いい意味で期待を裏切られた。講談もステキだった。
 今日のお目当ては川柳さん。こちらもお初。最近の状態をまったく知らずにいたので、映像で見ていた様子とはこれまた違っていたが、話すリズムや抑揚が心地よく、幸せな時間であった。ご本人も興が乗っておられたのだろうか、時間オーバーで前座さんが「師匠そろそろ」と出てこられたきっかけにて、終了。もうちょっと聞いていたかったかも。
 春輔師匠もお初だったが、かっぽれなるものが見られるとは思っていなかったのでうれしい。かっぽれという名前の響きはおどけたような感じを受けるが、実際見たものは、きちんとした舞踊という感じで、昨日今日でできるようなものではないな、と非常に感銘を受けた。ところで師匠はいつもかっぽれをやってるんだろうか。それとも時間調整のためなんだろうか。いずれにしても、いいものを見たということに変わりはないのだが。
 小満ん師匠は、今まであまりよさがわからなかったのだが、今日はこれまで聞く機会の多かった噺だったので、他の人のものと違っている部分を発見して楽しむことができ、これまでとは違う見方ができたような気がした。
 先日読んだ広瀬和生さんの「なぜ落語評論は役に立たないのか」にあった、落語とは噺家に会いに行くものだ、ということが落語をたのしむ大変によいヒントとなる。まったく広瀬さんの書いたものは本当に役に立つなあ、と思った次第。
 本当は昼の部で帰る予定だったが、正蔵さん、雲助さん、天どんさん、一朝さん、菊之丞さんと、すごく見たいラインナップだったので夜の部も最後まで見たくなり、かなり心が傾いたのだが、折衷案的に夜の部途中にて退散することに。あまり日を空けずに正蔵さんをまた見られてうれしい。枕から噺に入ろうかというタイミングで2回ばかり携帯が鳴ってしまったお客さんがいて、客席がちょっと「おやおや」という雰囲気になったところをすかさず「ケータイが鳴っちゃっても気にしなくっていいョ」。素敵すぎる。
 東京の寄席4箇所は、どれも駅からとても近いということに気がついた。特に池袋はものすごく近い。平日ふらっと行くのには、もってこいの場所なんではないだろうか。

2018年9月26日水曜日

20180924 浅草演芸ホール9月下席昼の部

途中から
五明楼玉の輔…紙入れ
橘家圓太郎…(アメリカのお客さんの話)
三増紋之助…曲ごま
古今亭菊太楼…親子酒
林家しん平…(うなぎの話)
ぺぺ櫻井…ギター漫談
神田茜…講談
蝶花楼馬楽…しわいや
林家二楽…紙切り
春風亭一之輔…桃太郎
柳家小満ん…目黒のさんま
仲入り
春風亭ぴっかり…うばすて山
ロケット団…漫才
春風亭三朝…代書屋
林家三平…(笑点メンバーの話)
翁家勝丸…曲芸
林家種平…居残り佐平次

 初めての浅草演芸ホール。用事があったついでに立ち寄ったのだが、入るか否かしばし迷う。結局、空腹に負けておむすびを購入し入場。つる子さんに間に合わなかったのは残念。のだゆきさんも。すぐに入れば見られたかもしれない。教訓、迷ったらすぐ入ろう。
 2階の方が空いているとのことなので、まっすぐ2階席へ。上から見下ろす高座は、なかなか新鮮な眺めだった。ときどき2階もいじってくれる演者さんもいる。しん平さんだったかな。球場コンサートとかでよくアーティストがやる「スタンド〜〜!」「アリーナ〜〜!!」ってやつみたいで、おかしかった。
 仲入り後は1人10分と短め。あとから気がついたが、種平さんはネタ出しされていたので、このためだったのだろう。居残り佐平次を生で聞いたのは初めてだったので結構テンションがあがったが、今まで聞いたことのあるのとはちがうサゲだったので少し拍子抜け。持ち上げて、落とされた、ってとこか。ちょっとちがうけど。
 演芸ホールは昭和な雰囲気がムンムンしている不思議な空間で、ノスタルジックな気分に浸れること請け合い、というような場所だった。浅草全体の新しいものと古いものが混在する雰囲気にも、とてもよくマッチしている。できればずっとこのままであり続けてほしいな、と思う。


2018年9月10日月曜日

20180908 国立演芸場9月上席

前座 三遊亭遊七道灌
昔昔亭A太郎罪と罰
柳亭芝樂ぜんざい公社
春風亭愛橋桃太郎
丸一小助・小時曲芸
春風亭柳太郎片棒
仲入り
D51…コント
瀧川鯉朝反対俥
瞳ナナ奇術
昔昔亭桃太郎裕次郎物語~ツイスト総踊り~
 「ツイスト総踊り」というワードに惹かれて出かけてみたのだが、今になって考えてみると、最近ツイッターにその総踊りの様子が写真で投稿されているのを見て行ってみたくなった、というのが本当のところなのかもしれない。渋谷らくごでの様子が投稿されていたのを見たのが初めだったように思うが、いやはや視覚のもたらす意思決定への影響、どうして侮れないものである。
  小助さん小時さん、曲芸でこんなに笑ったのは初めてだったかも。ちょっと漫才的なノリがあって、とても楽しかった。A太郎さんは、やっぱり面白い。先日第2回の独演会に行くつもりだったのだが、台風が接近していたため泣く泣く断念したこともあり、短い時間ではあったが拝見できて何より。第3回独演会には行けるだろうか

 9月の国立演芸場中席のトリは円丈さん、その後は馬るこさんがトリをとる花形演芸会、小三治さんがトリの国立名人会と目白押しで、気持ちとしては毎週通いたいぐらいなんだが、さすがにそれはできないのがツラい。

2018年9月2日日曜日

20180901 鈴本演芸場9月上席昼の部

前座 三遊亭あおもり
桃月庵こはく真田小僧
ダーク広和奇術
柳家さん生狸の札
三遊亭歌武蔵漫談
米粒写経漫才
蜃気楼龍玉たらちね
林家正蔵お菊の皿
ストレート松浦ジャグリング
隅田川馬石粗忽の釘
仲入り
ホームラン漫才
桂文楽替わり目
古今亭志ん陽代書屋
林家楽一紙切り
桃月庵白酒転宅
 初鈴本。正蔵さんと白酒さんを一目見たくて。あと米粒写経も。米粒写経は交互で出演だったので、この日が出演日でよかった。しかし、こうして並べてみるとなんだかオールメンバー豪華ではないか。そんな雰囲気に押されてか、850円のいなり寿司に300円(!)のミニどらやきを購入。アイスは、仲入りトイレ行列に参列したため断念。

正蔵さんが、正直想定外にすごかった。この日ここで見た他のことが、ちょっと霞んでしまうくらい。みんなから軽くディスられたりする立ち位置にありながら、淡々と素晴らしい芸を披露してしまう、的なことを狙っておられるのだとしたら、こうして褒めるような記事を書いてしまうと、営業妨害みたいなことになってしまうのだろうか、と心配になりながらも、きっとこんな記事は誰も読まないだろうから投稿してしまおう、そうしよう。一回見ればもういいかと思っていたが、ちょっとそういう訳にはいかなくなってしまった。やれやれ困ったものである。

2018年6月21日木曜日

20180616 新宿末廣亭6月中席

昼の部
福引(論に負けず)
春風亭昇也動物園
春本小助・鏡味小時太神楽
神田陽子講談 唐人お吉
桂文月堀の内
新山ひでや・やすこ漫才
三遊亭萬橘一目上がり
三遊亭遊之介真田小僧
江戸家まねき猫物まね
三遊亭金遊開帳の雪隠
三遊亭圓馬鮑のし
北見伸奇術
桂米丸
中入り
瀧川鯉橋元犬
チャーリーカンパニーコント
柳家蝠丸
昔々亭桃太郎お見合い中
林家今丸紙切り
桂歌春火焔太鼓
夜の部 途中まで
春風亭昇りんたらちね
桂鷹治ちりとてちん
小泉ポロン奇術
春風亭愛橋のっぺらぼう
桂枝太郎
東京丸・京平漫才
桂歌若転失気
三遊亭遊吉紀州
ぴろき漫談
立川談四楼蝦蟇の油
三遊亭遊三たがや
中入り
玉川太福
 この日は昼の部の萬橘さんに加えて、夜の部の談四楼さんを目当てに。そして、うれしいことに松之丞さんの代演で太福さんが!はじめての太福さんは、インターネットの画像などで見ていたのよりスマートで男前、そして迫力の唸りだった。客席もものすごい盛り上がりで、その人気ぶりがうかがえる。
 昼の部の前座さんは調べきれなくて、お師匠さんはどなたなのか不明。めくりには福引さんとあったことだけは、確かなんだが。物まねもはじめて見たし、講談もこうしてゆっくり聞くのははじめてだったかもしれない。桃太郎さんは奇妙っぷりを炸裂させていて、あぁA太郎さんは師匠の技をきちんと受け継いでいるんだなと感慨ぶかい。
 夜の部、奇術のポロンさんは、トークでちょっと怪しい雰囲気を演出しながらの笑いへ持っていく感じが好きだ。京丸・京平さん、大変なものをみてしまった感満載。すごい。とにかくすごいから一度見てみて、とみんなに言いたい。ウクレレ漫談でおなじみのぴろきさんも、一度見たいと思っていたのでラッキーだった。

 今回は、芝居全体としてアツい盛り上がりを見せていたように思う。こんなに長い時間をたのしく過ごせるとは思っていなかったので、途中で切り上げず最後までいればよかったかな、というのが心のこりといえば心のこり。

2018年5月28日月曜日

20180526 新宿末廣亭5月下席

昼の部 途中から
ボンボンブラザーズ曲芸
三遊亭円輔
中入り
瀧川鯉八
京太 ゆめ子漫才
三遊亭遊吉粗忽の釘
三笑亭夢太朗
やなぎ南玉曲ごま
春雨や雷蔵強情灸
夜の部 中入りまで
三遊亭馬ん次手紙無筆
桂竹千代反対俥
マグナム小林バイオリン
桂笹丸看板のピン
三笑亭可竜桃太郎
青年団コント
三遊亭萬橘蝦蟇の油
三遊亭春馬読書の時間
北見伸晃奇術
山遊亭金太郎大安売り
神田松鯉扇の的
 この日のお目当ては、萬橘さん。間に合えば談幸さんもと思っていたのだが間に合わなかった。結局代演になっていたのだが。あとはマグナムさん。そして、松之丞さんの代演で鯉八さんはラッキー。昼の部は前から2列目に案内してもらい、やった!と思ったのだが、見上げる姿勢が少々辛く、夜の部は少し後ろ(6列目くらい?)へ移動。間近でチャンス鯉八!を見られたのは嬉しかった。
 萬橘さんのヨッパライはすごかった。やっていることはザ・ヨッパライな感じのことなんだと思うのだが、なんというか唯一無二感が漂っていて、終わった後もしばらく笑いが止まらなかった。本当にあの可笑しさは一体全体なんなんだろう。完全に持って行かれた、と思った。
 今回もまた演目がいくつか思い出せない。またもし思い出したら編集したいと思う。

追記20180529)金太郎さんは「三遊亭」としていましたが、「山遊亭」でしたので直しました。例のごとく独自のツボにはまって笑っていたら「まだ笑うのは早い!」といただきました。また、サゲで「大安売り」まで言ってなかったけれど、内容は大安売りだったと思うので、このままにしておきます。

2018年4月25日水曜日

20180423 新宿末廣亭4月下席

昼の部 12:00
柳家さん若権助魚
ニックス漫才
春風亭一花黄金の大黒
三遊亭万窓
林家二楽紙切り
春風亭勢朝
三遊亭歌武蔵
笑組漫才
夢月亭清麿時の過ぎゆくままに
桂文楽看板のピン
三増紋之助曲ごま
鈴々舎馬風
中入り
柳家三語楼
ひびきわたる漫談
柳家一九湯屋番
桂南喬ぞろぞろ
翁家社中太神楽
柳家小満ん盃の殿様
 念願かなって、はじめての寄席。落語の演目は、わかるところだけ記録。もし思い出したら、追記していきたい。一花さんは、みどりアートパーク寄席での開口一番が出来心で、大笑いしていたら前に座っていた小学生と思しき女の子がおもむろに振り向いてこちらを「ジロリ」。この時の会は小学生までは無料でご招待だったので、そのくらいの子どもたちが多く、普段にはあるまじき全体平均年齢の低さだったのではないだろうか。その後その女の子はずっと夢の中だったもよう。オバちゃんの笑い声が大きくて、起こしちゃったのかな。で、一花さん、その時からステキだなと思っていたら、二ツ目昇進されたのこと。この日もメリハリが効いていて気持ちよかった。
 歌武蔵さんは、なんとなーく知っていて、なんで知っていたのかはよくわからないが、テレビで見たか何かだろうか。あるいは、何かで話題に出たのか。とにかくまさかこんなに近くで拝見することになろうとは思わなかった。相撲界の話題はタイムリーで大変勉強になった。
 馬風さん。出てきた瞬間に空気が変わる。そして第一声「ようこそ、いらっしゃい」にやられた。このたった一言でぐっと心つかまれるこの感じ。たっ、たまらねぇ。うっとりと見上げていたら、完璧なキーで美空ひばりメドレーを。ステキ!ステキすぎるこの師匠。これはもう「抱いて!」レベルである。

 落語初心者なので、全ての落語の感想を述べることができないのが残念だが、あの寄席の雰囲気というのは最高だった。色物さんも皆ステキであった。楽しい。本当に楽しい。たくさん笑ってシアワセな半日でした。

20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演 立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ) ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ 信楽…お馬さん ナツノカモ…最後の夢 こしら…高田馬場 仲入り 馬るこ…怪談長短 アフタートーク  「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽...