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2024年9月29日日曜日

20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演


立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ)

ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ


信楽…お馬さん

ナツノカモ…最後の夢

こしら…高田馬場

仲入り

馬るこ…怪談長短

アフタートーク


 「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽しい落語会。このところポットキャストには、こしらさんは出演しておらず、プロデューサーの広瀬さん、馬るこさんに加えて信楽さん、かしめさんがほぼレギュラー状態で出演している。そんなかしめさんは、今回口演はなかったものの、物販をされたり、トークコーナーの途中で師匠のこしらさんと交代して出演されていた。トークコーナーでは今回もなかなか興味深いお話が。

 今まで幾度となく足を運んできたこの会だが、自分が「落語」と思っていたものとはまた違ったものを観せてくれていたんだな、と気づく(今さら)。

 また、ちょうどNHK新人落語大賞の話題なども出て、賞レースというものについても考えさせられる。賞をもらうということは素晴らしいことだけれど、まあそれはそれ、という感じ。これからも落語そして演芸の海へ、さらに深くダイブしていこう。たのしみ。

 

2019年11月26日火曜日

20191118 第138回グリーンホール八起寄席

相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館) 多目的ホール 18:30〜

昔昔亭全太郎…やかん
三遊亭歌扇…鴻池の犬
瀧川鯉橋…富久
仲入り
桂小すみ…音曲・踊り(奴さん)
立川こしら…火焔太鼓

 ここ6回くらい続けて伺っているこの会、満を持してというかなんというか、ついにこの人が!ということで楽しみにしておりました。立川こしら師匠でございます。どこに入るんだろうと思っていたら、やはりというかなんというか、トリでした。一体どうなってしまうのか!?という一抹の不安をよそに、さすが、そこはハズさない見事な演じっぷりで楽しませていただきました。
 前座の全太郎さんはお初です。勢いがあってつい乗せられてしまいます。歌扇さんもお初でした。全太郎さんの勢いにもっていかれてしまうのでは…というのは要らぬ心配で、しっかりと噺の世界に入り込むことができました。前半のトリを飾るのは鯉橋師匠。淀みなく、テンポよく、時々挟む小ネタやご自身の師匠である鯉昇師のモノマネなどが飛び出したりと大サービス。当たりのくじは松の110番。
 最近個人的に赤丸急上昇中なのが小すみさん。声も素敵だし、三味線が抜群に上手い。一緒に口ずさんでいるお客さんもいらしたりして、なんだかお座敷にいるみたいでした。奴さんも素敵です。
 そしてトリのこしらさん登場です。軽めの(?)マクラをふって、落語みたいなものをお送りします、と言っていつものきっかけ「江戸っ子は…」(これもマクラなのかな?)から噺へ入ります。周囲の若干の戸惑いを感じながらも、もう勝手に爆笑してまいりました。めちゃくちゃウケてるお客さんと、「?」な感じのお客さんがミックスされて、時空が歪むような感覚を楽しんでまいりましたよ。アウェーな雰囲気のなか、無理やり押し切っていく感じっていうのは初めてだったので、これはこれで貴重な経験でした。終演後、こちらも大爆笑だった夫が、隣のお客さんから「たくさん笑ってくださったから、つられて笑ったわー」と言われていておかしかったです。

2019年9月22日日曜日

20190921 Y.Tatekawa Blood〜江戸の新風〜vol. 2

内幸町ホール 19:00〜

吉笑…片棒・改
こはる…真田小僧
仲入り
志の太郎…湯屋番
こしら…あの花のお菊の皿
トーク

 立川談志の孫弟子の会ということで、"young tatekawa blood"を略して「Y.Tatekawa Blood」と題されたこの会、私は伺えなかったのだが、2019年4月9日にこしら、談吉、吉笑、寸志というメンバーで開催されたのが初回だった。今回は自然体というか、肩肘張らない雰囲気で、メンバーの個性が発揮された楽しい会だった。
 まずは談笑一門一番弟子の吉笑さん。師匠から教わったという片棒。オリジナルで追加されたと思われる矢継ぎ早に繰り出されるギャグと、ハズすところのタイミングが絶妙でシビれる。
 次いで談春一門のこはるさん。つい先日の横浜にぎわい座でのねずみとはうって変わって軽い感じが楽しい。
 仲入り後は、志の輔一門から志の太郎さん。若旦那っぷりが本当にぴたりとはまっている上に、意外な演出(?)もあり、大層盛り上がった。
 トリは志らく一門からこしらさん。お菊の皿の改作で楽しませてくれる。相変わらずの手練手管で、客を絶対に離さないテクニックはさすが。終演後ロビーに張り出された演目を見て、何か他のストーリーを入れ込んだ作であったのかなと推察。
 若い立川の血って一体なんだろうって思っていたけれど、今回は全体的に洗練された芝居という感じで、ジャズセッションさながらのやり取りが感じられて最高でした。以前伺ったマゴデシ寄席など思い返すと、なんだかみんなオトナになっちまったなぁ。そんな感慨に耽った夜でした。

2019年7月14日日曜日

20190702 もっと新日本の話芸in内幸町ホール

通算すると第43回
内幸町ホール 19:00〜

鈴々舎馬るこ…八幡様とシロ(元犬)
三遊亭萬橘…次の御用日
仲入り
立川こしら…品川心中
トーク

 場所を移して2回目の開催。今回もチケットは完売とのこと。
 かなりオリジナルな時事(?)くすぐり満載の元犬からの、次の御用日。見ていてものすごく疲れそうだな〜と思ってしまうのだが、実際のところどうなんだろう。トリのこしら師匠、広瀬さんもトークでおっしゃっていたがなんだかいつもより様子がおかしくて、それだけで笑ってしまう。新しい作戦だろうか。ホント侮れないな。
 次回は未定とのこと。楽しみに待ちたい。

2019年5月7日火曜日

20190427 渋谷に福来たるSPECIAL〜落語フェスティバル的な〜四派爆笑編

渋谷区文化総合センター大和田
伝承ホール 18:30〜

トーク
立川こしら…干物箱
三遊亭萬橘…二十四孝
仲入り
三遊亭天どん…なりたいもの
瀧川鯉昇…餃子問答

 たまさんの会でお腹いっぱいになり、昼食を取り損ねていたので胃袋の方も満たそうと水天宮界隈で天丼を食べ、少しぼーっとしながら到着。ぼーっとしていたら、天どんさんにやられた。すっかり覚醒させれて、つづく鯉昇さん、ここまでの演者の様子を「異常行動」と評しつつも、しっかり受け止めてのっかっていくのがステキだ。飄々としているけれど、なんでも来い、どーんとこい、という懐の深さ。
 萬橘さんも異常っぷりが申し分なく発揮されていてすばらしく、熱い会だった。何日かかけて複数の会が行われていてほとんど完売したようだが、この会と後もう一つは残席があるようだった。売れる法則というものがあるのだろうな、と少しさみしい気がしながらも、まあそんなもんなんだろうな、という気もする。



20190425 もっと新日本の話芸in内幸町ホール

通算すると第42回
内幸町ホール 19:00〜

三遊亭萬橘…猫と金魚
立川こしら…疝気の虫
仲入り
鈴々舎馬るこ…幽チューバー山本カヨ
トーク

 「もっと」になって第1回め。これまで成城ホールで行われていた会が、今回より場所を変えて新たなスタートとなった。チケット完売となったそうで、おめでたいことだ。
 こしらさんという人を初めて見たのは数年前のお蕎麦屋さんでの会で、その時はめちゃくちゃ面白いと思い、その後度々こしらさんの出る会に足を運んでいたのだが、正直なところなんだかいまひとつピンとこない感じが続いていて、実はちょっと気に病んでいた。で、今回またすごく面白い!って思えて、とりあえずホッとしている。
 馬るこさんの新作を伺ったのは今回がはじめてで、食べ物がらみのネタ以外ですごく味が出てるなーという新たな発見があった。
 次回からは場所等未定とのことだったが、先日、次は7月に内幸町ホールで開催されるという情報が流れていた。順調な滑り出しでなにより。

2019年1月18日金曜日

20190117 新ニッポンの話芸in成城ホール

通算すると第41回 19:00〜
立川こしら…壺算
鈴々舎馬るこ…糖質制限初天神
仲入り
三遊亭萬橘…薮入り
トーク

 今回で成城ホールでの開催は最後とのことで、この会のこれまでの歩み的な展示などがあった。また、こしら師匠の発売前の書籍の先行販売があり、手ぬぐいセットというのがあったので購入。落ち着いて考えると手ぬぐいは不要だったかもしれない。が、まあいい。サインをしてもらってQRコードのスタンプを押してくれたので後で読み込もうとしたが反応しない。ダミーなのだろうか。
 その隣では馬るこ師匠がグッズ販売を行なっており、馬るこもちを売っていたようだが、こちらは購入できず。トークコーナーでこの餅を撒いていたが、ドンクサいを絵に描いたような人間なので、もちろんキャッチできず。絵に描いた餅ならぬ絵に描いたようにドンクサい人。
 落語の方は、まあいつも通りというかなんというか、とても楽しめた。馬るこ師匠は、いつもよりノってる感じがしたし、萬橘師匠もちょっといつもよりアツい感じがしたから、いつも通りではないのかもしれなかったけれど。
 次回からは会場が変わって、入りがよければ継続されるとのこと。行きやすそうな場所なので、チケット争奪戦にならなければいいのだが。


2019年1月9日水曜日

20190104 こしらの集い

お江戸日本橋亭 19:00〜

かしめ…鉄砲勇助
こしら…湯屋番
こしら…ちきり伊勢屋

 今回はお正月休み中でタイミングが良く、久しぶりで参加することができた。メインは年末の西成の話か。鉄砲勇助とちきり伊勢屋は初めて聞いた。つくづく、この会はなるべく頻繁に行った方がいいのだろうな、と思う。どうやら私はこしら師匠の本当の面白さがまだ解っていないようだな、ということが今回はっきりと感じられたから。ずっと見続けてきた人だけが共有できる面白さなのかもしれない。思えばうすうすは感じてきたのだが、今回はそれがよりはっきりとした感じ。少し残念だが、まあそういうこともあるさ、と受け流していこうと思う。

幼稚園の頃を思い出す飾り付け。かわいい。


2018年10月27日土曜日

20181026 立川かしめ前座総決算 二つ目イクアリテ

横浜にぎわい座 19:30〜

まんじゅうこわい
動物園
仲入り
金明竹
俵星玄蕃
講評…志らく こしら

 二つ目昇進をかけた、いわゆるトライアル興行。落語3席と歌謡浪曲「俵星玄蕃」を披露することによって、故談志が二つ目昇進の条件として課していた、歌舞音曲、講談、浪曲を身につけるという課題をこなしたとみなされるというものだそう。結果は、二つ目内定とのこと。いやはやおめでたい。
 おみやげやスポンサーからのプレゼントなどとサービス満点で、パフォーマンス以外のところも細心のおもてなしをしてくださったようで、少々申し訳ない気すらしてしまう。
 まずは、まんじゅうこわい。少々毒のあるアレンジを入れる事で、オリジナリティを出している。動物園は、志らく師の評価はよくなかったが、型をはみ出していく手法としてはたいへんにおもしろいし、既存のものを壊すチャレンジ精神みたいなものは、とても好きだ。金明竹、志らく師もおもしろかったと言っていた。共通して感じるのはかしめさんって意外と黒い部分を持った人なのかも、ということ。ふだんの明るさとは打って変わって、黒さのある落語をやる人、っていう路線もカッコいいかも。
 俵星玄蕃では、まさかのサプライズもあり、ただ歌うだけではもたないという判断によるものらしいが、まったく隅から隅まで気を使って準備がされており、客を気持ちよくさせるということについても追及された会であったことが伺える。
 志らく師匠としては、伝統的なものを求める客にはウケないであろうという評であったが、私は、そういった部分は他の人に任せておいて、彼は彼のいいと思うものを追求していったらいいと思った。こしら師匠もおそらく、初期は型など何も気にせずに独自のやり方を素直に表出して人気の出た人であろうし、さらにその上で、最近ではいわゆる古典のスタイルも尊重した表現をされているように思われるので、辿る道はそれぞれであってもいいのではないかと思うのだ。何よりも本人が楽しんでいることが大切だと考えるし、なにしろまだまだ先は長いのだ。いろんなことをおもしろがっている表現者であってほしいと思うし、またそれをおもしろがれる客であり続けたいと、思いを新たにした夜であった。
 

2018年9月18日火曜日

20180917 立川流マゴデシ寄席

上野広小路亭 18:00
かしめ寿限無
らくぼ唖の釣り
志ら門だくだく
らく兵金明竹
こしら金明竹
仲入り
こはる芋俵
吉笑舌打たず
志ら乃ゾンゾンびんびん
 会場へ向かう電車のなかで、もうすでに入場待ちの列ができているとの情報を得る。17:00前だったか。17:05ごろ現地着。開場は17:30だったので待っているうちに、みるみる列が伸びていく。行きがかりの人々は「今日何かあるの?」とやや訝しげな様子で語り合いながら、通り過ぎていく。受付をしてもらい会場に入ると、椅子がぎゅうぎゅうに並べられている。スゴイ。ツレアイが先に行って前の方に並んでいてくれたので、特等席をゲット。しかし、人がまだ入っていない状態で椅子しかないのに、すでに移動がしづらい状況。何人くらい予約が入っていたのか。入りもどのくらいだったか。いつもはざっと数えてみるのだが、この日は忘れてしまった。
 今日は何かが起こる、そんなある種異様な雰囲気のなか、開口一番?かしめさんが登場。その後は、こちらも開口一番?らくぼさん。そう、前座さんが2人も見られるという贅沢。しかも、お二人とも二ツ目目前という。その後の顔付けもスペシャルである。外はにわか雨なのか土砂降りだったそうで、上がる人上がる人、今雨がすごいです、止みました、また降り出しました、と報告をしてくれる。外は豪雨、広小路亭の中は、嵐。演者もお客さんもテンションMAXなのがビンビン伝わってくる。ゾンゾンびんびんだ、ばかやろう。
 志ら乃さんを初めて見たのは、昨年10月の国立演芸場花形演芸会でトリを取られた時のこと。その時の印象は正直なところあまりよくなかったのだが、今年の2月のマゴデシ寄席で、ちょっと本性が見えたというか、なんか癖がある感じだけど、おもしろそうな人、という印象にかわっていた。また少し時間が経って、渋谷らくごのポッドキャストでサンキュータツオさんが、志ら乃さんの相撲偏愛っぷりを紹介していて、あ、こういう人なんだ、と、また少しイメージが変わった。さらに後、ジェーンスーのTBSラジオの番組でスーパーマーケット総選挙というのをやっており、その際にゲスト出演されるなど、新たな偏愛っぷりが顕になり、それにつれて私の志ら乃さんに対する見方は、さらに変わっていった。

 その人のことが判るにつれて、ネガティブな毒のある要素も受け入れられるようになる好例だったように思う。志ら乃さんの場合は、誤解を恐れずにいうと、「この子、ちょっとおかしい子なんだ!」という発見が特に重要なポイントであったと思われるが、この、ちょっとおかしいっぷりを志ら乃さんの魅力として紹介してくれたタツオ氏には、本当に感謝である。ちなみに相撲愛を語る志ら乃師匠のお姿は、米粒写経公式チャンネルというインターネット上の動画でも公開されている(2018.9.18確認)。真打となってもなお、その人自身の変化で楽しませる噺家、それが志ら乃さんという人、ということになるのだろうか。



2018年9月11日火曜日

20180910 新ニッポンの話芸in成城ホール

通算すると第40 19:00
鈴々舎馬るこ青菜
三遊亭萬橘千両みかん
仲入り
立川こしら佃祭
トーク
 前回が4月だったので、およそ5ヶ月ぶり。その前が1月で、次回が来年の1月なので4ヶ月後、だんだん間隔を開けていく感じなのだろうか。以前は毎月やっていたそうなので、ちょっと寂しい。が、きっと次回への期待度がいっそう増して、ますます楽しめることだろう。
 今日も萬橘さんが刺さった。見終わった後の感想はだいたいいつも通り。あの狂人っぷり、すごかったな~だったのだが、翌朝である今になって思い起こしてみると、実はもっと深いものがあったのではないかという気が。というのも、千両みかん+サゲ、でググると検索結果にYahoo!知恵袋が割と上の方にあり、これを見てみると、ふつうにサゲの解釈を書いてる人もいたのだが、サゲの意味なんかを安易に求めないで悩んだ方がおもしろいよ的な回答をしている人がいて、あー!そういうことか、と。というわけで今のところ、萬橘師匠の千両みかんという噺に対する深い読みが、あったりなかったり、といったところが模範回答なのではないかと踏んでいる。べつに模範回答とかないんだけど。
 馬るこさんの青菜、ポイントで広げて演じる、いやいや広げすぎでしょ!っていうところが、らしくてよかった。馬るこさんのチャームポイントが、ふんだんに発揮されていたのではないだろうか。
 こしらさんは、普段はホールなどで上がる機会が少ないとのことで、今回のようなホールでもやっていますよ、というアピールをSNSなどで拡散して欲しいとのこと。これで、お客さん全員だんまりで、誰ひとりとしてなにひとつ投稿しなかったらおもしろいのに。

2018年8月5日日曜日

20180803 こしらの集い

お江戸日本橋亭 19:00
かしめたらちね
こしら反対俥 上・下
 かめ'sミーティングからの。かしめさんのたらちねは、細かいところを大胆にカットすることで主要な部分がクリアになっていて、笑わせる部分も強調されている。それによって会場も一体感が増す。デキる。なんてデキる人なんだ。高座の上のかしめさんが眩しく見えた。
 こしら師匠。なんだか、ものすごく疲れた。エネルギーというか、残り少ない若さを吸い取られたような心持ちだ。全体的に大変密度が高く、矢継ぎ早に次の手を打ってこられるので、本当に油断のならない会だ。ぼんやりしていると、置いていかれる。緩急のリズムも絶妙で、ひとときも我々客の心が離れることを許してはくれない。家に帰ってから色々思い返していて、ものすごく寄席に行きたくなった。あのゆるい感じがとても恋しい。そんなに寄席に通っているわけでもないのだけれど。

 この心を不安定にさせる感じは何なのだろうか。そして前にどこかで経験したような気がして、懐かしい感じもある。アングラ?もちろん今はもうすでに、あの毒気の強い空間にまた行きたくなっている。

2018年4月16日月曜日

20180414 渋谷らくご

ユーロスペース 14:00
雷門音助不動坊
柳亭市童竹の水仙
立川こしら長屋の花見
瀧川鯉八多数決 減点法
 この日は遅刻していって、音助さんの半分くらいから。自分の聴く体勢が整わず前半は少し落ち着きなく、あまり噺に入れなかったのが残念。そして後半。たいへんなものを見てしまった。鯉八さんである。まとっている空気がただものじゃない。そして唯一無二感がすごい。ちょっとまだ受け止めきれていない。芸が素晴らしいのはもちろんのこと、それ以上になんだか演者その人が気になってしょうがないのだ。恋か。あ、鯉。未だぞわぞわしている。夢に出そう。また、最近お痩せになったとのことだが、使用前を存じていないので、まだ太ってるじゃん(失礼!)とか思ってしまった。しかしあの前髪いいなー私もしたい。
 というわけなので、ヒザのこしらさんがなんだか頼れるアニキな感じで、意外な一面だと思った次第である。2月のマゴデシ会での志ら乃さんのアニキっぷりとはまた違い、表面には出さないけれど芸で全体を支えてあげよう、みたいな感じなのかなという印象。現時点ではあくまで想像の域を出ないのだが、また実感できるような出来事があるのだろうかないのだろうか。そしてこの後は、そんなステキなアニキたちの師匠が出演する、大和田の毎日新聞落語会へ。



2018年4月10日火曜日

20180409 新ニッポンの話芸in成城ホール

通算すると第39 19:00
武助馬三遊亭萬橘
宮戸川立川こしら
権助魚鈴々舎馬るこ
 なんか、いろいろ、すごかった!(新井素子みたい?)客席は少し空きがあるようだったが、会場の空気が良かったように思う。「拝見しましょか」とか「笑わしてもらいましょか」でなく、いい感じにのっかってくタイプのやつ。トリの馬るこさんは、ものすごく飛ばしている感じでステキだった。そう、まるでグリーン上を飛んでいくゴルフボールのようだった。きっと今いろいろとノッてる時期なんだろうな、とお見受けした。そして、おなかのムッチリ感もよい。こんど寄席のトリを取られるとのこと、聴きにいけるといいな。
 こしらさんの宮戸川、つい先月、渋谷らくごで聴いて後半部分に軽く衝撃を受けていたので、今日も後半あるのかな~と思って聴いていたら、ちゃんとあって、そしてあのサゲ、いいなぁ。他の人のは聴いたことがないけれども、独自のアレンジなんだろうと判ることができる、そういうオリジナリティを出せるのは、表現者としてものすごい強みだよな、としみじみ思う。
 比べるのも違うとは思うのだが、こしらさん・馬るこさんは「よっしゃ!今日も笑わしたる!」みたいな感じがするのに対し(もちろん嫌な感じのやつではないよ)、萬橘さんは「まぁ笑っても笑わなくってもどっちでもいいですよ~」というような程よい力の抜け加減を感じることができて、リラックスしてのっかっていけるのが気持ちいい。と思いきや実はマクラでガッチリつかまれていて、噺の世界へもって行かれてしまうのだが。いや~ほんとにすごかった。説明する為に持つ言葉が足りなくて、もどかしい。こうしてふりかえると、萬橘さん神がかっていたな。
 最後のフリートークには、かしめさんの姿も。トークしてたわけではないけれど。総じてものすごく楽しい会だった。このような会を提供してくれる人々に、感謝。そして偶然とはいえ、あの場を共有してくれた方々にも。いまだ冷めぬ興奮をここに少しでものこせていたらいいな。


2018年3月18日日曜日

20180317 第15回立川流マゴデシ寄席

つる談洲
短命がじら
台本問題吉笑
厩火事志の太郎
安兵衛狐志ら門
夢金こしら
井戸の茶碗寸志
 上野広小路亭にて。先月もちょうど17日(土)に行われていて、その時は出演者全員志らく一門で、一門会みたいになってるね、と言っていたのだが、志らのさんがアニキ面をしていて、いい感じで面白かった。いびきをかいてる人とか。あと、らく人さんがステキだった。

 談洲さん、おもしろかった。「だんしゅう」さんて読むのかと思ったら、「だんす」さんだった。でもまだつい「だんしゅう」さんって言ってしまう。また聴きたい。がじらさん、最後でやられた。劇団よりの人なのかな。吉笑さん、やっぱりこの人すきだ、と確信。噺の醸し出してる空気がなんともいえない。気がつくとワケのわからない空間に移動させられてた、みたいな。そのワケのわからない感じが、たまらなくおかしい。ずっとこちょこちょされてる感じのやつ。6月のあたま山の、いきたいな。志の太郎さん、だいぶん前に晴の輔さんの会での、開口一番の湯屋番が印象にのこってる。この人のやる女の人が妙に色っぽいと思うのだが、私だけだろうか。志ら門さん。前回のマゴデシ寄席で、二ツ目トライアルの歌の練習?とかもしていたので、今回もなんかやるのかなぁと思っていたのだけれど、そういうのはなかった。そりゃあそうか。私はこしらさんの噺を聴いていると、たとえそれが初めて聴く噺でも、え?ってなって、さらに、えぇ?ってなってるうちに、知らないところへ来てた、みたいになるんだけど、今回は特にそれが強かった。キャベツと農夫とひつじ(最後はちがったかも)ってなんだろう、と思ってGoogle先生にきいてみたら、川渡り問題というのっぽい。勉強になった。若い人たちがさんざんやった後にくると、なんだかんだ言ってもやっぱりキャリア20年以上の安定の芸なんだな、と思った。さすが。そしてトリの寸志さん、こんな人がいたなんて。もっと早く出会いたかったよ。全体的にステキだったので、また聴きたい。またすきな人が増えてしまって、こまったよ。マゴデシ寄席は、たのしい。

2018年3月12日月曜日

20180311 渋谷らくご 夜の部

ツイッターなどに、あまり感想あがってないなと思ったので、こちらで記録してみることにします。
初めてのシブラクだったので、最後スクリーンに根多が出ていたの気がついていませんでした。うかつでした。(310日の感想まとめにあがっていたのを見て知った)そのうち誰かがあげてくれることを期待しましょう。
この回は17:0019:00と普段よりも早い時間設定だったので、東京から少し遠くに住む私にはちょうどよかったということと、彦いちさん、扇里さん、こしらさん、鯉斗さん、全員いま私が気になっているお方だったこと(こしらさん以外は初)から、「絶対にはずせない!」という気持ちに。わりとギリギリのタイミングかと思ったけれど、前売り券を手に入れることができました。
<林家彦いち>
 広瀬和生さんの著書「この落語家をよろしく」で紹介されていて、もうれつに会いたくなったお方。明るい雰囲気と、後の演者を立てる(?)無茶振りが素敵でした。具体的には、次の扇里さんに羽生結弦の真似を、その次のこしらさんには佐川国税庁長官の真似を、というフリ。これで全体につながりというか、まとまりが(無理矢理に?)できて、なんかこういうのは好きだなぁと。あと、下の低い方に響くお声が私好みでありました。
<入船亭扇里>
 先週のこの会のラジオ番組「渋谷文化ラジオ サンキュータツオと渋谷らくご」で、穴どろを演っておられたのを聞いて、ぜひ拝見したいと思っていたのが、こんなに早く実現。実はラジオで聴く前から気になっていたことはたしかなんだが、なぜ気になったのかは今はもう思い出せないなんだったんだろう。たぶん誰かがどこかでおすすめしていたのだろう。本日の噺は鰍沢。今日のトピックは紺屋高尾ということで、「やってもいい?って確認したら、いいと言ってもらえたので」とのことでしたが、一度生で聴いてみたい噺だったので、私はとてもうれしかった。しかも、こんなに集中できる雰囲気の中で!この後のこしらさんはマクラで、あんな噺やるなんて、というようなことをおっしゃっていましたが、私はつながっているなと思いました。
<立川こしら>
 拝見するのは今回3回目。この方を初めて見たときの印象は、「おもしろいんだけど、なんかハマらないなぁ」だったのですが、回数を重ねるうちに、独特の世界が見えてくるような気がして、がぜん楽しくなってまいりました。宮戸川の(たぶん)後半を初めて聞けたので、これもとてもうれしかった。「(たぶん)後半」というのは、初心者の私には、あれが宮戸川の後半なんだって確証が持てないから。そのぐらい崩れています、たぶん。イエ、もちろんいい意味で。
<瀧川鯉斗>
 紺屋高尾です。今日のメインはこれです。鯉斗さんのこれを聴く会と銘打たれています。マクラはなし。羽織いつ脱ぐのかな?と思っていたら、すごくいいタイミングで脱いだので「おおっ!」ってなった。この噺は、いつも筋を読んだだけでも泣いちゃうので、生で聴いたら大変なことになってしまうかもと思い、厚手のタオルハンカチを準備していきましたが、大事には至りませんでした。ちょっと間があくのとか、ちょっととぼけた感じの返事の様子とか、こういうのフラというのかな、と考えていました。なんかそういうのがいいんですよね、このお方。これからどんな風になっていかれるのでしょうか。とても楽しみです。ぜひまた聴かせてもらいたいと思いました。
  高座返しとかどうするのかな、と思っていたら、かしめさんでした!かしめさんは一度しか聴いたことがなく、都内で平日夜の会に出ておられることが多いので、なかなか聴けないのですが、虎視眈々とねらっていきたいです。

 ユーロライブのふかふかの椅子が、とてもここちよく、ものすごくリラックスして楽しめました。またいきたい!

20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演 立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ) ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ 信楽…お馬さん ナツノカモ…最後の夢 こしら…高田馬場 仲入り 馬るこ…怪談長短 アフタートーク  「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽...