にっぽり館 13:00〜
おしゃべり(萬橘・たけ平)
萬橘…転宅
仲入り
二人落語(萬橘・たけ平)
たけ平…井戸の茶碗
まずは、会場の向かいにあるザクロレストランにて幸せランチで腹ごしらえ。「かかってこ〜い」と謎の掛け声とともにサーブされる料理の数々を堪能してきました。一緒にいた夫は国会議員と呼ばれ、店員さんは「国会議員!(消費税)10%いつから〜?」と言いながらいろいろと美味しいものを持ってきてくれます。なんで国会議員なんだかわからないけれど、おかしかったしおいしかった。
この日のにっぽり館は特別企画で昼夜2回公演とのこと。こちらでは、おなじみのトークコーナーと落語に加え、珍しき二人落語なるものを堪能いたしました。そのまんまなんだけど、一つの演題を二人で演じるというもので、登場人物の対比はもちろんのこと、萬橘さんたけ平さんそれぞれの個性、そして仲の良さ(?)が際立つ、楽しい試みとなっていました。本当は夜の部も見たかったのですが、所用のため退散。お腹も心も満たされた休日でした。
2019年9月17日火曜日
2019年9月15日日曜日
20190915 新宿末廣亭9月中席
<昼の部>
(途中から)
柳亭小燕枝…小言幸兵衛
中入り
古今亭菊志ん…お血脈
ジキジキ…音曲漫談
入船亭扇遊…家見舞
柳家さん八…親子酒
鏡味仙三郎社中…太神楽
柳家小さん…たいこ腹
<夜の部>
(前座)林家木はち…寿限無
林家扇兵衛…牛ほめ
ロケット団…漫才
三遊亭天どん…不良クラブ
鈴々舎馬るこ…八幡様とシロ(元犬)
伊藤夢葉…奇術
桂扇生…巌流島
林家木久扇…明るい選挙
東京ガールズ…邦楽バラエティ
桂文生…桃太郎
柳家小ゑん…下町せんべい
中入り
古今亭志ん陽…猫と金魚
翁家社中…太神楽
林家彦いち…ねっけつ!怪談部
三遊亭丈二…レンタルヒデオ
林家正楽…紙切り
林家きく麿…スナックヒヤシンス(全)
きく麿さんをお目当てに久しぶりの末廣亭でした。夜の部は大入りな感じで大盛り上がり。木久蔵さんの代演でひろ木さんという情報が出ていたので、こちらも楽しみにしておりました(ひろ木さん好きなんで)。が、ん?めくりが…天どん?やったー!心拍数がイッキに跳ね上がりました。
きく麿さんのことは、サンキュータツオさんが出演していたラジオ番組で口演を流していたのを2回ほど聴いてものすごくはまってしまい、これはもう絶対目撃しなくては!と思っていた割には、あれからだいぶ時間が経ってしまったんだけど、やっと会えましたよ。音源もいいけど、実際に自分の目で見るって大事ですね。あの腰つきとかね。そして今も小林旭の歌が頭の中でエンドレス、なんだゾ!
丈二さんは2回目で、初めての時は漫談みたいな感じだったのでちゃんとネタを伺うのは初めて。さすが円丈さんのお弟子さんだな、という感じでぶっ飛んでて最高でした。
扇生さん、天どんさんや馬るこさんのようにはできませんが…と言って始まったのが巌流島。これがまた気持ちよくて、どんでん返しでスカッとしてサゲまで一気に駆け抜ける感じがたまらない。気分爽快でした。
(途中から)
柳亭小燕枝…小言幸兵衛
中入り
古今亭菊志ん…お血脈
ジキジキ…音曲漫談
入船亭扇遊…家見舞
柳家さん八…親子酒
鏡味仙三郎社中…太神楽
柳家小さん…たいこ腹
<夜の部>
(前座)林家木はち…寿限無
林家扇兵衛…牛ほめ
ロケット団…漫才
三遊亭天どん…不良クラブ
鈴々舎馬るこ…八幡様とシロ(元犬)
伊藤夢葉…奇術
桂扇生…巌流島
林家木久扇…明るい選挙
東京ガールズ…邦楽バラエティ
桂文生…桃太郎
柳家小ゑん…下町せんべい
中入り
古今亭志ん陽…猫と金魚
翁家社中…太神楽
林家彦いち…ねっけつ!怪談部
三遊亭丈二…レンタルヒデオ
林家正楽…紙切り
林家きく麿…スナックヒヤシンス(全)
きく麿さんをお目当てに久しぶりの末廣亭でした。夜の部は大入りな感じで大盛り上がり。木久蔵さんの代演でひろ木さんという情報が出ていたので、こちらも楽しみにしておりました(ひろ木さん好きなんで)。が、ん?めくりが…天どん?やったー!心拍数がイッキに跳ね上がりました。
きく麿さんのことは、サンキュータツオさんが出演していたラジオ番組で口演を流していたのを2回ほど聴いてものすごくはまってしまい、これはもう絶対目撃しなくては!と思っていた割には、あれからだいぶ時間が経ってしまったんだけど、やっと会えましたよ。音源もいいけど、実際に自分の目で見るって大事ですね。あの腰つきとかね。そして今も小林旭の歌が頭の中でエンドレス、なんだゾ!
丈二さんは2回目で、初めての時は漫談みたいな感じだったのでちゃんとネタを伺うのは初めて。さすが円丈さんのお弟子さんだな、という感じでぶっ飛んでて最高でした。
扇生さん、天どんさんや馬るこさんのようにはできませんが…と言って始まったのが巌流島。これがまた気持ちよくて、どんでん返しでスカッとしてサゲまで一気に駆け抜ける感じがたまらない。気分爽快でした。
2019年9月13日金曜日
20190912 こはるぴっかり☆未来の二人
横浜にぎわい座 芸能ホール
19:00〜
オープニングトーク
立川談洲…真田小僧
春風亭ぴっかり☆…動物園
立川談笑…粗忽の釘
仲入り
春風亭ぴっかり☆…湯屋番
立川こはる…ねずみ
お囃子 柳沢きょう
うっかりチケットを持たずに出かけてしまい、会場へ向かう途中で気がついて取りに戻ったので30分ほど遅刻。で、動物園の途中から入れました。スタッフ様の細やかなお気遣いをいただきましてお陰さまでございます。ありがとうございます。
今回はお久しぶりの皆さんで、再会できてなんだかなつかしいな!という感覚。ゲストの談笑さんは大御所という雰囲気ではないけれど、おにいさん的な立ち位置を醸し出していて、私にとってはやっぱり永遠の心のアニキなんだな。粗忽の亭主の狂人っぷりが最高ですね。
二ツ目昇進の決まった談洲さん、真田小僧フルバージョンだったと先に入っていた夫から聞く。よく演じられるのは途中までだったのかー。そう言われてみれば、真田のエッセンスが入ってなかったもんな。ふむふむ。
ぴっかり☆さんは正攻法なんだけど、なんかブレてないというか安定のおかしさでなんだかホッとする。まくらで振っていた林家関係の話とかも、まあいつもみんなが言ってるアレですね、という感じではあるのだけれど、例えていうなら、「おじいちゃんがいつも話してるあの話ね、うんうん」ていうのに近いのかな。親近感を持たせるのが上手いっていうことなんだろうか。
そしてトリ、待ってましたこはるさん。巷で男前と評判だが、性別とか年齢とかいったものは超越して、噺の世界そのものを描き出すことにものすごく注力しているのではないかと想像する。寄席で大御所がトリで演じていそうな雰囲気を感じられて、幸せでした。もしこはるさんに声をかけられるとしたら、なんかしばらく見ない間におじいちゃんぽく(いい意味です。)なったね!って言いたい。
つまり未来の二人は、おじいちゃん、ということでいいのでしょうか。
19:00〜
オープニングトーク
立川談洲…真田小僧
春風亭ぴっかり☆…動物園
立川談笑…粗忽の釘
仲入り
春風亭ぴっかり☆…湯屋番
立川こはる…ねずみ
お囃子 柳沢きょう
うっかりチケットを持たずに出かけてしまい、会場へ向かう途中で気がついて取りに戻ったので30分ほど遅刻。で、動物園の途中から入れました。スタッフ様の細やかなお気遣いをいただきましてお陰さまでございます。ありがとうございます。
今回はお久しぶりの皆さんで、再会できてなんだかなつかしいな!という感覚。ゲストの談笑さんは大御所という雰囲気ではないけれど、おにいさん的な立ち位置を醸し出していて、私にとってはやっぱり永遠の心のアニキなんだな。粗忽の亭主の狂人っぷりが最高ですね。
二ツ目昇進の決まった談洲さん、真田小僧フルバージョンだったと先に入っていた夫から聞く。よく演じられるのは途中までだったのかー。そう言われてみれば、真田のエッセンスが入ってなかったもんな。ふむふむ。
ぴっかり☆さんは正攻法なんだけど、なんかブレてないというか安定のおかしさでなんだかホッとする。まくらで振っていた林家関係の話とかも、まあいつもみんなが言ってるアレですね、という感じではあるのだけれど、例えていうなら、「おじいちゃんがいつも話してるあの話ね、うんうん」ていうのに近いのかな。親近感を持たせるのが上手いっていうことなんだろうか。
そしてトリ、待ってましたこはるさん。巷で男前と評判だが、性別とか年齢とかいったものは超越して、噺の世界そのものを描き出すことにものすごく注力しているのではないかと想像する。寄席で大御所がトリで演じていそうな雰囲気を感じられて、幸せでした。もしこはるさんに声をかけられるとしたら、なんかしばらく見ない間におじいちゃんぽく(いい意味です。)なったね!って言いたい。
つまり未来の二人は、おじいちゃん、ということでいいのでしょうか。
2019年9月9日月曜日
20190907 第2回古今亭駒治独演会
日本橋社会教育会館ホール
19:00〜
林家やまびこ…子ほめ
古今亭駒治…マナー車掌
古今亭駒治…みんなの学芸会
スライドショー
仲入り
古今亭駒治…くたばれ甲子園
落語ぬうに出ておられるのを見て、この人はすごいな!と思っていたら、こんな御誂え向きの会があるではないですか。新作に鉄道落語、とあったので期待大で来たら、期待以上でした。すばらしい。満席だし。客層も多岐にわたり、子どもさんからステキな和装のマダムたち、そして年齢層もさまざまで、駒治さんって一体…!?って思ってしまったのであったが、高座に上がっている時以外も常にふざけてるんだなこの人は(もちろんディスってる訳ではありません!)というか、もちろんご当人はふざけているつもりはないんだと思うんだけど、そう見えてしまっておかしいというか、そういうところがいろんな人に愛される理由なのかな、なんて、なんかそんな感じのことを考えました。ハイ。
やまびこさん、見た目はものすごく若いというか幼い感じすらするのに、喋るとその風貌には似つかわしくなく貫禄たっぷりで、妙におかしい。駒治さんの落語はどれも登場人物が結構多くて、ちょっと鯉八さんの多数決を思い出してしまった。くたばれ甲子園というのは新しくできたネタだそうで、詳しいことは書かないほうがいいと思うので割愛するが、色々とおもしろかった。
すごくたくさん落語会に通ってるわけではないけれど、いつも新しい出会いがあって、面白い人が次から次へと現れるので、本当についていくだけで精一杯という感じで、なかなか追いかけたりできないというのが現状で非常にもどかしいのだけれど、それもまた良しで、一期一会と思って毎回大切に楽しんでいけたらいいのかな、と最近では思えるようになった。次回は1月、また行けるといいな。
19:00〜
林家やまびこ…子ほめ
古今亭駒治…マナー車掌
古今亭駒治…みんなの学芸会
スライドショー
仲入り
古今亭駒治…くたばれ甲子園
落語ぬうに出ておられるのを見て、この人はすごいな!と思っていたら、こんな御誂え向きの会があるではないですか。新作に鉄道落語、とあったので期待大で来たら、期待以上でした。すばらしい。満席だし。客層も多岐にわたり、子どもさんからステキな和装のマダムたち、そして年齢層もさまざまで、駒治さんって一体…!?って思ってしまったのであったが、高座に上がっている時以外も常にふざけてるんだなこの人は(もちろんディスってる訳ではありません!)というか、もちろんご当人はふざけているつもりはないんだと思うんだけど、そう見えてしまっておかしいというか、そういうところがいろんな人に愛される理由なのかな、なんて、なんかそんな感じのことを考えました。ハイ。
やまびこさん、見た目はものすごく若いというか幼い感じすらするのに、喋るとその風貌には似つかわしくなく貫禄たっぷりで、妙におかしい。駒治さんの落語はどれも登場人物が結構多くて、ちょっと鯉八さんの多数決を思い出してしまった。くたばれ甲子園というのは新しくできたネタだそうで、詳しいことは書かないほうがいいと思うので割愛するが、色々とおもしろかった。
すごくたくさん落語会に通ってるわけではないけれど、いつも新しい出会いがあって、面白い人が次から次へと現れるので、本当についていくだけで精一杯という感じで、なかなか追いかけたりできないというのが現状で非常にもどかしいのだけれど、それもまた良しで、一期一会と思って毎回大切に楽しんでいけたらいいのかな、と最近では思えるようになった。次回は1月、また行けるといいな。
20190907 笑福亭たま日本橋劇場独演会
日本橋中央公会堂4階ホール(日本橋劇場)
13:00〜
三遊亭遊七…真田小僧
春風亭昇輔…失恋駄菓子屋
笑福亭たま…ガマの油
笑福亭たま…淀五郎
仲入り
玉川太福…地べたの二人〜おかず交換
笑福亭たま…ショート落語
笑福亭たま…落語と私
前回4月のチラシで「お、太福さんだ」となって、早速購入したのでかなり待ち遠しく過ごしていた。太福さんは、なかなかタイミングが合わず3度目のオファーでやっと出演がかなったそうで。浪曲師とか講談師は落語家に比べると絶対数が少ないから、希少性も増すのかな、などと考える。太福さんが降りた後のたまさんによると、次の出番があるので15:00くらいに会場を出られたかったのだそうで、じゃあ順番かわりましょう、と提案するも、いえいえ大丈夫です、で押し問答になってしまい、これじゃあまるでさっきの浪曲じゃないか!というお話でした。
昇輔さんは二ツ目になられたばかりだそうで、おめでとうございます。前座の時はあまぐ鯉さんだったというので、てっきり鯉昇さんのお弟子さんかと思ったら、鯉朝さんのお弟子さんということで、鯉昇さんにとっては孫弟子ということになるのですね。まあしかし鯉昇一門ということにはなるわけで、なるほどDNAを受け継いでいるとでもいうべく、飄々と、とまではいかないまでも、さらりと嫌味なく、しかし誰がなんといっても自分の芸を押し通す芯の強さのようなものを感じましたなぁ。これから楽しみです。
たまさんは、いつ見てもサービス精神の塊みたいな人だなぁと思います。まだ2回目だけど。全身全霊で笑かしにくる直球なところが好きです。また次回があるといいなぁ。
13:00〜
三遊亭遊七…真田小僧
春風亭昇輔…失恋駄菓子屋
笑福亭たま…ガマの油
笑福亭たま…淀五郎
仲入り
玉川太福…地べたの二人〜おかず交換
笑福亭たま…ショート落語
笑福亭たま…落語と私
前回4月のチラシで「お、太福さんだ」となって、早速購入したのでかなり待ち遠しく過ごしていた。太福さんは、なかなかタイミングが合わず3度目のオファーでやっと出演がかなったそうで。浪曲師とか講談師は落語家に比べると絶対数が少ないから、希少性も増すのかな、などと考える。太福さんが降りた後のたまさんによると、次の出番があるので15:00くらいに会場を出られたかったのだそうで、じゃあ順番かわりましょう、と提案するも、いえいえ大丈夫です、で押し問答になってしまい、これじゃあまるでさっきの浪曲じゃないか!というお話でした。
昇輔さんは二ツ目になられたばかりだそうで、おめでとうございます。前座の時はあまぐ鯉さんだったというので、てっきり鯉昇さんのお弟子さんかと思ったら、鯉朝さんのお弟子さんということで、鯉昇さんにとっては孫弟子ということになるのですね。まあしかし鯉昇一門ということにはなるわけで、なるほどDNAを受け継いでいるとでもいうべく、飄々と、とまではいかないまでも、さらりと嫌味なく、しかし誰がなんといっても自分の芸を押し通す芯の強さのようなものを感じましたなぁ。これから楽しみです。
たまさんは、いつ見てもサービス精神の塊みたいな人だなぁと思います。まだ2回目だけど。全身全霊で笑かしにくる直球なところが好きです。また次回があるといいなぁ。
2019年8月25日日曜日
20190824 広瀬杯学生落語選抜大会 in Shizuoka
島田市金谷生きがいセンター 夢づくり会館 大ホール 12:30〜
【一回戦】
<第1試合>
六松亭柴助(ろくしょうてい しばすけ)九州大学3年…パンティーこわい
ぷりん亭芽りん(ぷりんてい めりん)神戸女学院大学2年…四人癖 JK ver.
ながら家走太郎(ながらや らんたろう)岐阜大学院2年…熊の皮
<第2試合>
立の家喜天烈(たつのや きてれつ)立命館大学3回生…片棒
恋せ家おと女(こいせや おとめ)東京経済大学4年…権助提灯
金香亭三色(こんこうてい みしき)二松學舎大学3年…死神
<第3試合>
神類亭爆笑仙人(じんるいてい ばくしょうせんにん)福岡大学3年…まくら?火垂るの墓?
いかれ亭乱痴気(いかれてい らんちき)桜美林大学4年…瓢箪長屋
立命亭写楽斎(りつめいてい しゃらくさい)立命館大学2回生…天災
<第4試合>
立命亭鯛團(りつめいてい だいまる)立命館大学2回生…猫魔寺
二松亭桜二郎(にしょうてい おうじろう)二松學舎大学4年…天狗裁き
富士見亭りこ一(ふじみてい りこぴん)法政大学3年…茶の湯
【準決勝】
<第5試合>
ぷりん亭芽りん…弟子インターナショナル
恋せ家おと女…if芝浜
<第6試合>
立命亭写楽斎…崇徳院
二松亭桜二郎…まんじゅうこわい
【三位決定戦】
<第7試合>
恋せ家おと女…紙入れ
立命亭写楽斎…阿弥陀池
【決勝】
<第8試合>
ぷりん亭芽りん…じゅげむ
二松亭桜二郎…七段目
審査員
広瀬和生、月亭遊方、桂文治、奥山景布子、中島泰貴
司会
鈴々舎馬るこ
昨年まで岐阜で行われていた「てんしき杯」のあとを継いで、今年1回だけという限定企画で行われた広瀬杯に行ってきた。ときどき沼津の知人を訪ねることがあり、東海道線の「島田行き」というものの存在は認識していたので、島田なら行きやすそうじゃん!少なくとも岐阜よりは近いし、と思って行ってみたら結構遠かった。静岡県は東西に長い。その長さ、なめたらあかん。
出場者の選抜については、関東4名、関西4名、東海2名、九州2名を学生主体で選出し、12名を決定。関東・関西ブロックは予選を行い選出、東海ブロック、九州ブロックについては公に予選のようなものはなかった様子。最終的に東海ブロックのエントリーが1名だったため、母数の多い関東に1名分枠を移す形となっていた。(参考:https://logimono.com/rakugo/2019/07/02/東海・九州地区のトーナメント出場者決定!/)
試合開始前に出場者の紹介があったのだが、1名がまだ会場へ向かっている途中で到着しておらず、出番に間に合わなければ失格という。いかにも落語、で出来過ぎなくらい。第1試合のトップバッター柴助さん、のっけから強烈なパンチを繰り出してきた。この後、演者も審査員も「自分もパンティーって言いたい」ムーヴメントが最後まで続くという。柴助、おそろしい子!芽りんさん、はじめて聞いた噺だったのでちょっとその巧さが瞬間はわからなかったけれど、古典落語だということがわかると、なるほどな!と。走太郎さん、すごくチャーミングで陽性の空気を醸し出していて好感をもった。第1試合の勝者は芽りんさん。
第2試合は全員古典だったわけだがこれがまたそれぞれ本当によく考えられている感じがして、ものすごく楽しい。喜天烈さんのギャグを散りばめた片棒は、ホント大学生なのかなってくらい上手だし、三色さんの死神も、途中独自の展開などが入っていてなかなかやるな、と思った。そして勝者となったおと女さん、強烈なキャラづくりが功を奏していた。おかしすぎて、思い出してまた笑ってしまいそう。
そして波乱含みの第3試合へ。到着の遅れた爆笑仙人さんはじめ、間違えて別人のめくりを持って来ちゃった乱痴気さん。おもしろすぎる。そんな中フツーさアピールの写楽斎さん。爆笑仙人さんは、ちょっとヒリヒリする場面があったけど、きっと彼はそうまでしても言いたかった何かがあったんだろうな、などと想像を巡らせる。ちょっと空気が悪くなってしまい、それを立て直そうとした乱痴気さん、大奮闘したせいかハプニングが。勝者の写楽斎さん、テンポが心地よくてすごく聞きやすく、噺に引き込まれた。
つづく第4試合、鯛團さんの猫魔寺、はじめて聞いた噺だったけれどサゲはオリジナルだったんだろうか。桜二郎さん、なんて達者なんだ!笑いもセンスがよくて玄人はだし。つづくりこ一さんも達者だしサラッとしてて格好いいし、ちゃんと笑わせてくれる。ここでの勝者は桜二郎さん。
準決勝へと進み、12人中勝ち残ったのは4人。楽しすぎるこの会も終わりが見えて来ちゃって、早くもなんだか少し寂しい気持ちになる。芽りんvsおと女の戦いは、芽りんさんの勝利。弟子インターナショナル、めちゃくちゃおもしろいからブルーレイディスク発売されたらみんな買って見たらいいと思う。if芝浜もめちゃくちゃいいと思ったんだけどな。勝負の世界は厳しい。写楽斎さんの崇徳院は大胆にカットして演じたことによって話の流れがわかりやすくてとても良かった。折り込んで来たギャグも最高。桜二郎さんは、この日はここが頂点だったのかな、と後から思ったりもするけれど、まくらもちゃんと繋がっていて素晴らしいなと。そして3位決定戦、さすがに3席目ともなると疲れが見えて来た感じもしたが、おと女さん写楽斎さん共に独自の工夫が光っていてステキだった。
そして決勝、芽りんvs桜二郎。優勝は芽りんさん。どちらも最後まで全力投球で素晴らしい口演だった。そして勝者発表のあの瞬間、思い出すと泣いちゃいそうである。芽りんさん、おめでとう!
学生落語選手権ってどんなもんなんだろう、行って見たいな、と思っていたらてんしき杯中止、それを受けて今回の開催で、関係者や出場者は本当に色々苦労があっただろうと察する。エントリーから選抜、そして広瀬杯本選へという設定に不満のある向きもあったのかもしれない。しかし最終的にこうしてあの場所に立ち会うことができてうれしかったし、他の人々もそうだったろうと思う。
勝者を決めるというコンセプトなので仕方がないんだけど、甲乙つけがたいってやつで全員本当に面白いし達者で、何より全力で楽しませてくれる。そして試合ごとに、審査員の先生方の講評を聞けるのが楽しい。来年は東京で開催されるそうなので、誰かここを見ている人で興味を持った人が東京近郊にいたら、ぜひ会場へ足を運んでみてほしい。
そして、やっぱり落語って演者に会いに行ってるんだな、ということなど改めて感じる。学生だとかプロだとか、そういう背景をなしにしても、演者として身を呈して、己をさらけ出して表現というものをして他者を楽しませる人は本当に貴重だし有難い存在だ。だから私はそういうすべての表現者を、ジャンルとか年齢とか経験とか関係なく、全員リスペクトしています、本当に。最後になりましたが、この度は、こんなステキな会を開催してくださって本当にありがとうございました!明宝ハム、食べたい!
【一回戦】
<第1試合>
六松亭柴助(ろくしょうてい しばすけ)九州大学3年…パンティーこわい
ぷりん亭芽りん(ぷりんてい めりん)神戸女学院大学2年…四人癖 JK ver.
ながら家走太郎(ながらや らんたろう)岐阜大学院2年…熊の皮
<第2試合>
立の家喜天烈(たつのや きてれつ)立命館大学3回生…片棒
恋せ家おと女(こいせや おとめ)東京経済大学4年…権助提灯
金香亭三色(こんこうてい みしき)二松學舎大学3年…死神
<第3試合>
神類亭爆笑仙人(じんるいてい ばくしょうせんにん)福岡大学3年…まくら?火垂るの墓?
いかれ亭乱痴気(いかれてい らんちき)桜美林大学4年…瓢箪長屋
立命亭写楽斎(りつめいてい しゃらくさい)立命館大学2回生…天災
<第4試合>
立命亭鯛團(りつめいてい だいまる)立命館大学2回生…猫魔寺
二松亭桜二郎(にしょうてい おうじろう)二松學舎大学4年…天狗裁き
富士見亭りこ一(ふじみてい りこぴん)法政大学3年…茶の湯
【準決勝】
<第5試合>
ぷりん亭芽りん…弟子インターナショナル
恋せ家おと女…if芝浜
<第6試合>
立命亭写楽斎…崇徳院
二松亭桜二郎…まんじゅうこわい
【三位決定戦】
<第7試合>
恋せ家おと女…紙入れ
立命亭写楽斎…阿弥陀池
【決勝】
<第8試合>
ぷりん亭芽りん…じゅげむ
二松亭桜二郎…七段目
審査員
広瀬和生、月亭遊方、桂文治、奥山景布子、中島泰貴
司会
鈴々舎馬るこ
昨年まで岐阜で行われていた「てんしき杯」のあとを継いで、今年1回だけという限定企画で行われた広瀬杯に行ってきた。ときどき沼津の知人を訪ねることがあり、東海道線の「島田行き」というものの存在は認識していたので、島田なら行きやすそうじゃん!少なくとも岐阜よりは近いし、と思って行ってみたら結構遠かった。静岡県は東西に長い。その長さ、なめたらあかん。
出場者の選抜については、関東4名、関西4名、東海2名、九州2名を学生主体で選出し、12名を決定。関東・関西ブロックは予選を行い選出、東海ブロック、九州ブロックについては公に予選のようなものはなかった様子。最終的に東海ブロックのエントリーが1名だったため、母数の多い関東に1名分枠を移す形となっていた。(参考:https://logimono.com/rakugo/2019/07/02/東海・九州地区のトーナメント出場者決定!/)
試合開始前に出場者の紹介があったのだが、1名がまだ会場へ向かっている途中で到着しておらず、出番に間に合わなければ失格という。いかにも落語、で出来過ぎなくらい。第1試合のトップバッター柴助さん、のっけから強烈なパンチを繰り出してきた。この後、演者も審査員も「自分もパンティーって言いたい」ムーヴメントが最後まで続くという。柴助、おそろしい子!芽りんさん、はじめて聞いた噺だったのでちょっとその巧さが瞬間はわからなかったけれど、古典落語だということがわかると、なるほどな!と。走太郎さん、すごくチャーミングで陽性の空気を醸し出していて好感をもった。第1試合の勝者は芽りんさん。
第2試合は全員古典だったわけだがこれがまたそれぞれ本当によく考えられている感じがして、ものすごく楽しい。喜天烈さんのギャグを散りばめた片棒は、ホント大学生なのかなってくらい上手だし、三色さんの死神も、途中独自の展開などが入っていてなかなかやるな、と思った。そして勝者となったおと女さん、強烈なキャラづくりが功を奏していた。おかしすぎて、思い出してまた笑ってしまいそう。
そして波乱含みの第3試合へ。到着の遅れた爆笑仙人さんはじめ、間違えて別人のめくりを持って来ちゃった乱痴気さん。おもしろすぎる。そんな中フツーさアピールの写楽斎さん。爆笑仙人さんは、ちょっとヒリヒリする場面があったけど、きっと彼はそうまでしても言いたかった何かがあったんだろうな、などと想像を巡らせる。ちょっと空気が悪くなってしまい、それを立て直そうとした乱痴気さん、大奮闘したせいかハプニングが。勝者の写楽斎さん、テンポが心地よくてすごく聞きやすく、噺に引き込まれた。
つづく第4試合、鯛團さんの猫魔寺、はじめて聞いた噺だったけれどサゲはオリジナルだったんだろうか。桜二郎さん、なんて達者なんだ!笑いもセンスがよくて玄人はだし。つづくりこ一さんも達者だしサラッとしてて格好いいし、ちゃんと笑わせてくれる。ここでの勝者は桜二郎さん。
準決勝へと進み、12人中勝ち残ったのは4人。楽しすぎるこの会も終わりが見えて来ちゃって、早くもなんだか少し寂しい気持ちになる。芽りんvsおと女の戦いは、芽りんさんの勝利。弟子インターナショナル、めちゃくちゃおもしろいからブルーレイディスク発売されたらみんな買って見たらいいと思う。if芝浜もめちゃくちゃいいと思ったんだけどな。勝負の世界は厳しい。写楽斎さんの崇徳院は大胆にカットして演じたことによって話の流れがわかりやすくてとても良かった。折り込んで来たギャグも最高。桜二郎さんは、この日はここが頂点だったのかな、と後から思ったりもするけれど、まくらもちゃんと繋がっていて素晴らしいなと。そして3位決定戦、さすがに3席目ともなると疲れが見えて来た感じもしたが、おと女さん写楽斎さん共に独自の工夫が光っていてステキだった。
そして決勝、芽りんvs桜二郎。優勝は芽りんさん。どちらも最後まで全力投球で素晴らしい口演だった。そして勝者発表のあの瞬間、思い出すと泣いちゃいそうである。芽りんさん、おめでとう!
学生落語選手権ってどんなもんなんだろう、行って見たいな、と思っていたらてんしき杯中止、それを受けて今回の開催で、関係者や出場者は本当に色々苦労があっただろうと察する。エントリーから選抜、そして広瀬杯本選へという設定に不満のある向きもあったのかもしれない。しかし最終的にこうしてあの場所に立ち会うことができてうれしかったし、他の人々もそうだったろうと思う。
勝者を決めるというコンセプトなので仕方がないんだけど、甲乙つけがたいってやつで全員本当に面白いし達者で、何より全力で楽しませてくれる。そして試合ごとに、審査員の先生方の講評を聞けるのが楽しい。来年は東京で開催されるそうなので、誰かここを見ている人で興味を持った人が東京近郊にいたら、ぜひ会場へ足を運んでみてほしい。
そして、やっぱり落語って演者に会いに行ってるんだな、ということなど改めて感じる。学生だとかプロだとか、そういう背景をなしにしても、演者として身を呈して、己をさらけ出して表現というものをして他者を楽しませる人は本当に貴重だし有難い存在だ。だから私はそういうすべての表現者を、ジャンルとか年齢とか経験とか関係なく、全員リスペクトしています、本当に。最後になりましたが、この度は、こんなステキな会を開催してくださって本当にありがとうございました!明宝ハム、食べたい!
2019年7月31日水曜日
20190727 第11回 落語ぬう 新作打ち上げ花火
お江戸日本橋亭 18:00〜
三遊亭ぐんま…銭湯最前線
三遊亭白鳥…悲しみはビックリガードに向けて
柳家小ゑん…顔の男
仲入り
トーク(円丈・駒治・たん丈)
古今亭駒治…さよならヤンキー
三遊亭円丈…いたちの留吉
ぐんまさん、いろんな笑いのポイントを盛り込んできていて、今も思い出すとニヤニヤしてしまう。そして白鳥さんのやんちゃっぷりが本当におかしい。小ゑんさんは喉の調子がよくないとのことだが、いやはやそんなことは忘れてしまうくらい笑わせてくださった。駒治さんは勢いがすごい。勢いだけでなく、こんなすごい人がいたんだ、と発見した気分。円丈さんは客席にも参加を促しつつ落語の世界へ。
こうして振り返ってみると超豪華メンバーである。いろんな世代の噺家さんの新作が一堂に会するこの機会に居合わせることができて、しあわせー。結局のところ、やっぱり新作が好き、なんだぜ。
三遊亭ぐんま…銭湯最前線
三遊亭白鳥…悲しみはビックリガードに向けて
柳家小ゑん…顔の男
仲入り
トーク(円丈・駒治・たん丈)
古今亭駒治…さよならヤンキー
三遊亭円丈…いたちの留吉
ぐんまさん、いろんな笑いのポイントを盛り込んできていて、今も思い出すとニヤニヤしてしまう。そして白鳥さんのやんちゃっぷりが本当におかしい。小ゑんさんは喉の調子がよくないとのことだが、いやはやそんなことは忘れてしまうくらい笑わせてくださった。駒治さんは勢いがすごい。勢いだけでなく、こんなすごい人がいたんだ、と発見した気分。円丈さんは客席にも参加を促しつつ落語の世界へ。
こうして振り返ってみると超豪華メンバーである。いろんな世代の噺家さんの新作が一堂に会するこの機会に居合わせることができて、しあわせー。結局のところ、やっぱり新作が好き、なんだぜ。
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20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4
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