2019年1月11日金曜日

20190106 第84回新春プラザ寄席

大田区民プラザ大ホール 18:00〜

ご挨拶
立川談笑…千早ふる
柳家喬太郎…夢の酒
仲入り
柳家花緑…平林
立川志らく…幇間腹

 下丸子で落語会が定期的に開催されているということは知っていて、ずっと行ってみたいと思っていたのだが、平日夜の開催がほとんどの為なかなか行くことができずにいた。今回はお正月休みを利用して、やっと来ることができた。開場の30分前くらいに着くと、全席指定にもかかわらずロビーは人でいっぱい。居場所を探して地下を彷徨う。この落語会、普段は大ホールではなく地下の小ホールでやっているらしいのでどんなホールなのか見てみたかったのだが、ちょっと外からはわからなかった。
 大ホールは、私が大昔所属していた市民吹奏楽団が演奏会の会場に使っていたところで、とても懐かしい…が、時が経ちすぎていて内装が変わったような変わってないような、記憶が大分薄れていて、本当に懐かしいっていうんだろうかこういうの。幕が上がると、談笑さんと志らく師匠が少々困ったような表情で並んで座っている。なんだかもうその様子だけで可笑しい。
 このご挨拶は、主催者側からのリクエストだったらしく、何しゃべったらいいのかねぇ、って言いながら結構ノリよくしゃべる志らく師匠と、それをうまく拾って納める談笑師匠のコンビネーションが素晴らしい。この後の高座返しでかしめさんの姿が。かしめファンとしては開口一番聞きたかったな、という気持ちも。
 今回前から3列目とかなり前の方の席だったので、演者の表情もよく見える。談笑さんは本当にいい表情で、笑った顔にも種類が色々あってそれだけで笑ってしまう。喬太郎さんは私の期待値が高すぎたのだろうか、ちょっと入れなかった。花緑さんはお行儀のいい人かと思っていたら破壊的なおもしろさだった。志らく師匠、実は前回みた時あんまりだったのだが今回はもう、ものまねしたり歌ったりと、次から次へと手を変え品を変えのサービスっぷり。この会との付き合いも長いとのことで、そのせいかもしれない。会の主催者によってけっこう内容が変わるのだということが、とてもよくわかる出来事だった。今後そのあたりにも注目していけたら、と思う。
 

2019年1月10日木曜日

20190105 新宿末廣亭初席

第1部(途中から)
三遊亭とん馬…小噺・かっぽれ
古今亭寿輔…
やなぎ南玉…独楽
三遊亭円輔…
三遊亭遊三…親子酒
中入り
昔々亭桃之助…草津・新幹線・レンジのはなし
雷門助六…目薬
東京太・ゆめ子…漫才
春風亭柳太郎…温泉にでた幽霊のはなし
桂南なん…初天神
宮田陽・昇…漫才
柳家蝠丸…彦六・志ん生・日本昔ばなし
笑福亭鶴光…師匠のはなし
東京ボーイズ…
春風亭昇太…看板のピン
第2部
幸吉…
神田真紅…
桂夏丸…英語のはなし
新山真理…漫談
三遊亭円丸…宮戸川
三遊亭遊吉…芋だわら
東京丸・京平…漫才
桂伸乃介…不美人のはなし
三笑亭夢太朗…時そば
桧山うめ吉…端唄・おどり
三遊亭小遊三…夢のはなし
中入り
桂文月…
神田紫…曽呂利新左衛門
桂竹丸…一門のはなし
林家今丸…紙切り
桂富丸…飛行機のはなし
三笑亭茶楽…紙入れ
宮田章司…江戸売り声
桂歌蔵…熊の皮
桂歌春…バブのはなし
翁家喜乃・喜楽…太神楽
桂米助…猫と金魚
第3部
寿獅子
昇咲…新年の挨拶
桂鷹治…悋気の独楽
笑福亭羽光…俳優
桂宮治…
昔々亭A太郎…おじいちゃんのはなし
ニュースペーパー…コント
瀧川鯉橋…粗忽の釘
昔々亭慎太郎…息子の日記
三遊亭円馬…代書屋
小泉ポロン…奇術
桂文治…松山鏡

 初席初体験で初2階席。第1部と第2部は2階席で観ていたが、第3部からは1階席のみということで移動。2階は結構ゆったりしていて良かったんだけどな。全体通してとにかく高速回転で、こちらも少々目の回る思いがする。第3部の前座さんの持ち時間はなんと45秒とのこと。秒刻みのスケジュールってよく言ってるけど本当だったんだな。
 はじめて見る人もたくさん。昇太さんは思った以上に黒い部分を出してきていてよかった。うめ吉さん、お座敷芸っぽいけどお話も面白かった。米助さんは、突撃!隣の晩ごはんしか知らなかったけどちゃんと落語をやっていた。
 最近羽光さんがおもしろい。らくごのデンパでのトークと落語、シブラクのポッドキャストで流れていたやつもめちゃくちゃ笑った。あとA太郎さんがお客さんをいじっているのは初めて見た。
 年始早々寄席で過ごせて幸せな1日だった。よい年になりますように!


2019年1月9日水曜日

20190104 こしらの集い

お江戸日本橋亭 19:00〜

かしめ…鉄砲勇助
こしら…湯屋番
こしら…ちきり伊勢屋

 今回はお正月休み中でタイミングが良く、久しぶりで参加することができた。メインは年末の西成の話か。鉄砲勇助とちきり伊勢屋は初めて聞いた。つくづく、この会はなるべく頻繁に行った方がいいのだろうな、と思う。どうやら私はこしら師匠の本当の面白さがまだ解っていないようだな、ということが今回はっきりと感じられたから。ずっと見続けてきた人だけが共有できる面白さなのかもしれない。思えばうすうすは感じてきたのだが、今回はそれがよりはっきりとした感じ。少し残念だが、まあそういうこともあるさ、と受け流していこうと思う。

幼稚園の頃を思い出す飾り付け。かわいい。


2019年1月8日火曜日

20181230 天満天神繁昌亭昼席

第640週 (2018年12月24日〜2018年12月30日)
桂ちょうば第4回繁昌亭若手噺家グランプリ優勝記念ウィーク

笑福亭智丸…大安売り
桂弥太郎…転失気
桂雀太…代書
記念口上(ちょうば・雀三郎・仁福・出丸(司会))
桂ちょうば…皿屋敷
笑福亭仁福…寝床
仲入り
ラッキー舞…太神楽
桂出丸…上燗屋
林家うさぎ…手水廻し
桂雀三郎…二番煎じ

 年末年始は近畿方面へ旅することになったので、ぜひ上方落語を生で見てみたい!ということで、まずは大阪へ入り天満天神繁昌亭へ直行。11:00ごろ会場に着くと、チケットを買う人たちなんだろうか、長蛇の列ができていてちょっとビビる。12:30の開場まではまだ時間があるので、周囲をうろつきながら時間をつぶす。今回は事前にプレイガイドでチケットは購入していたので、あとはチケットに印字された番号順に入場することになる。
 小さめのホールぐらいの大きさで、落語を楽しむのには丁度いいサイズ。寄席として作られた小屋なので、まあ当たり前なんだが。声に出してツッコミを入れながら楽しむお客さんが結構いたり、演者のほうもお客さんいじりは抜かりない。これまた当然なことながら、やっぱり東京の寄席と比べると全然雰囲気が違う。リラックスして安心して笑っていられる。高座と客席のコミュニケーションが本当に楽しい、ものすごく幸せな時間だった。
 一番印象に残ったのは、今回の主役であるちょうばさん、ではなく雀太さん。勢いというかパワーというか、ザ・関西、みたいな感じで、破壊的おかしさだった。第13回繁昌亭大賞というのをとられた方だそうで、どうりでと納得。この回のトリは予定では塩鯛さんだったのだが、体調をくずされたとのことで、代演で雀三郎さん。雀太さんはこの雀三郎さんのお弟子さんである。で、この雀三郎さんはヨーデル焼肉の歌がヒットした方だそうで、落語家じゃなくて歌手と言っているそう。なかなかシャレも効いていてステキである。
 はねて外へ出ると、出演者が揃いの法被でお見送りをしてくれるのがうれしい。しかし着物を洋服に着替えて、眼鏡をかけていたりすると誰だかわからない人もいたりする。そのへんのフツーのおにいちゃんである。まあ雀太さんなんだけど。最後まで大満足で楽しむことができた。例によって、はじめはちょっとみてみようという気持ちで、一回みたらまあいいかぐらいの心算であったのが、これはまた来なくてはならないな、という気持ちになってしまったので、今後も機会をつくってチャレンジしていきたいと思う。あ〜楽しかった。


2018年12月9日日曜日

20181208 鈴本演芸場12月上席昼の部

仲入り〜
林家二楽…紙切り
橘家文蔵…目薬
古今亭志ん陽…粗忽長屋
立花家橘之助…浮世節
三遊亭圓丈…タイタニック

 圓丈師匠のトリをぜひ観なくては、と思い、途中からになってしまったが行ってみた。すでに満席で立ち見しかないということだったが、もちろん圓丈師匠が観られるのなら立ち見だってオッケーである。立ち見料金は1,700円。得した感じでうれしい。
 この日の二楽さんはなかなかノっていたように思う。お客さんいじりが楽しい。続く代演で文蔵師匠。2週連続である。橘之助さんの話のなかで志ん陽師匠が志ん朝師匠の最後のお弟子さんと知る。橘之助さんは「たぬき」を時間まで。
 おまちかねの圓丈師匠はムービー落語。あのタイタニックを題材に、最初から最後まで大笑いさせてもらう。ちなみにランボーのやつもあるらしい。つねに新しいことを考えておられるのだと思うのだが、その試みに我々客も一緒にのっかっているような感覚が得られるというところが真骨頂なんではないだろうか。これからもできる限り追いかけたい人の一人である。


2018年12月2日日曜日

20181201 第14回玉川太福"月例"木馬亭独演会

浅草木馬亭 18:00〜
出演: 玉川太福 曲師: 玉川みね子
ゲスト: 澤孝子 曲師: 佐藤貴美江

太福…青龍刀権次 発端
孝子…徂徠豆腐
仲入り
太福…中村仲蔵

 四季の萬会からの、である。まったく予定していなかったのだが、前日太福さんがラジオ出演されていたのを聞いていて、いずれ木馬亭の浪曲定席にも行ってみたいと思っていたので、「ちょっと木馬亭どんなところか見てから帰ろう」と立ち寄ったのが運の尽き、いや、嬉しい誤算で、もちろん観て帰ることに。
 太福さんはCD発売のプロモーションで、ラジオなど露出が増えているとのこと。この日は手売りでサインを入れてくれるというので、すでにApple Music の配信サービスで入手していたのだが、せっかくなので購入してみた。これまでも噺家さんのサイン入りCDというのは、ご祝儀のつもりで時々購入したりしていたのだが、結局1度しか聞かなかったりして、正直処分に困る、ということもあったりするのだが、このCDは、なぜかモノとして大切にしたい気持ちが続く予感がしたので、きっとそういうことにはならないだろう。ということで、ちょっと気分がいい買い物なのであった。
 生の浪曲は、寄席の代演で太福さんが上がったのを観たのが初めてで、浪曲だけの会は初めて。しかし考えてみるとNHKラジオの「浪曲十八番」などをなんとなくではあるが聞いていたので、実は意外に身近なものだったのかもしれない。よくかかる前座話「たらちね」も、初めて聞いたのは落語ではなく、ラジオの浪曲であった。
 ゲストの孝子師匠は、なんだか懐かしい感じがした。ラジオの影響なのだろうか。浪曲っていいな、と思わせてくれる。これは、やはり定席に来なければならぬ。そして、こうやってふらりと立ち寄れるのも魅力のひとつ。これから落語に加えて、楽しみを育てていきたい。


20181201 第18回四季の萬会

浅草見番(浅草三業会館)14:00~
ゲスト: 橘家文蔵

まん坊…日和違い
萬橘…初音の鼓
文蔵…転宅
仲入り
萬橘…替り目

 萬橘師匠の定期独演会。和やかな雰囲気のなか、しあわせな土曜の午下りを過ごしてきた。文蔵師匠はお初。目力がすごい。なんだか全体的にダルそうなんだけど、その奥には得体の知れないパワーが秘められている感じ。そういえば、やきとんの会の会長をされていたな、たしか。(正しくは「全日本焼とん愛好会」とのこと--https://ja.wikipedia.org/wiki/橘家文蔵_(3代目))
 転宅は、旦那がまだいるところから聞いたのは初めてだった。こうすることで、お菊さんの変わりぶりがはっきりとわかるということなのだろう。特に印象的だったのは飲食シーン。冷静に品定めをしているかと思いきや、食べ始めると我を失うあの感じ、全くもって共感しまくりなのである。
 このところ私が萬橘師匠のチャームポイントだと思っているところは、狂気とヨッパライ、なのだが、この日は両方とも堪能できた。ありえない事象を表現しているときの、あの気が狂った感じは本当にたまらない。そして、お酒を召し上がらないのに、ヨッパライになっている時の萬橘さんは、誰よりも正しいヨッパライという感じで、清々しくさえあるのだ。
 次回のゲストは柳家喬太郎師匠とのこと。いやはや毎回ゲストがすごい会である。


20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演 立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ) ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ 信楽…お馬さん ナツノカモ…最後の夢 こしら…高田馬場 仲入り 馬るこ…怪談長短 アフタートーク  「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽...