2020年9月7日月曜日

20200906 第1回じゅげむ杯

( 2020年8月22日に清瀬けやきホールにて収録されたもの)

2020年9月6日(日)13:00〜配信


【決勝】

堺家太一(さかいや たいち)国際基督教大学落語研究会…自作落語「インフルゾンビ」

頭下位亭文世(とうかいてい あやせ)東海大学落語研究部…片棒

ぷりん亭芽りん(ぷりんてい めりん)神戸女学院大学/おふく寄席…自作落語「ピザこわい I hate pizza」

大人爾成亭難詩(おとなになるってい むずかしい)北海道大学落語研究会…胴乱の幸助

魔王院大和(まおういん やまと)日本大学芸術学部落語研究会…巌流島

駿河亭悪團治(するがてい わるだんじ)明治大学落語研究会…黄金の大黒

潮家いさな(うしおや いさな)一橋大学落語研究会…「家族割」

堺家ちがう(さかいや ちがう)国際基督教大学落語研究会…子ほめ

(審査員)

立川こしら(落語立川流)

柳家小せん(落語協会)

古今亭文菊(落語協会)

桂三四郎(上方落語協会)

柳家緑太(落語協会)

佐藤友美(東京かわら版)

広瀬和生(BURRN!編集長)

(司会)

鈴々舎馬るこ


 昨年8月に開催された「広瀬杯学生落語選抜大会 in Shizuoka」の後継となる本大会は、録画された落語をあらかじめ選考しておき、決勝に残った者をオンラインで繋げ、それぞれの録画された動画を会場(無観客)で審査員が審査・講評を行い、その様子が動画配信される、というもの。

 当初は予選は録画で応募し、決勝はホールで行う予定だったが、感染拡大の影響を鑑みて、決勝戦も録画を会場で審査する方式となったようだ。

 トップバッター堺家太一さんのインフルゾンビ。風刺が効いている感じでついニヤリとさせられる。頭下位亭文世さん。ハイテンションと表情、動きが馬るこ師匠インスパイアな感じでめちゃくちゃ笑う。今回の出場者の中では結構ぶっ飛んだ系なのではないだろうか。そして、一席終わってZoom画面の出場者が映し出されると会場にはざわめきが。落語を演じていたあの娘とは別人かというくらいのギャップ…かっカワイイ…!

 芽りんさんを知ったのは昨年の広瀬杯だった。その後アップロードされた動画で落語指導の様子や、ラジオ出演された際の口演を聞いたりしていて、広瀬杯で見たときよりも芽りんさんの世界観みたいなものが表出されているなぁという感想を持っていた。今回は英語と歌ウマというだけでない、芽りんさんというその人が表現されたすばらしい一席だったと思う。ピザ食べる仕草、思い出してニヤニヤしてしまう。

 オープニングの出場者紹介を、馬るこ師匠が飛ばしてしまうというハプニングに見舞われた大人爾成亭難詩さん、飄々とした中に、小ネタを散りばめて笑わせてくれるところが関西だなあという感じで(大学は北海道だけど)、上方びいきとしてはうれしくなってしまう。

 魔王院大和さんは、審査員からの「予選の新作がもう一度見たかった」との声が多かったが、予選を知らないこちらとしては、巌流島はばっちりハマっていたと思う。独自演出もキマっていて、可愛らしい声と風貌に反して、オトコマエな口演だった。

 駿河亭悪團治って、てんしき杯の時もいなかったっけ?と思っていたら、実は別人で襲名したとのこと。私は前の悪團治さんを見たことはないので、言われなければ気がつかなかったけれど、先代はイケメンだったらしく、悪團治さんが高座に上がる時のみ女子の集団が集まってくるほどだったという(馬るこ師談)。ところどころにこしら師匠テイストが感じられたのと、全体的に立川流っぽい雰囲気があったので、影響を受けているのかどうか、その辺の話も聞いてみたかった。

 潮家いさなさんの新作は本当に面白くて、機会があればぜひ他のも聞いてみたい。そして優勝は堺家ちがうさん。優勝が発表された時の感激が伝わってきて、爽やかな感動が胸にのこる。そして東京かわら版1年分もらえると判り、めちゃくちゃ喜んでいる姿がすんごく良い。

 落語家審査員の本気のアドバイスの熱さも印象的だ。すごく細かいところまで見ていて、仔細なアドバイスをする小せんさん。芽りんさんに対する広瀬さんの講評を受けて、改善点を提案する文菊さん。意外にもちゃんと講評しつつ、周囲の人を笑わせることも忘れないこしら師匠。堺家太一さんへの自身の講評が短かったことを、ずっと気にする三四郎さん。

 元をたどれば、てんしき杯の後継ということになるこの会が、なんとか今年も開催されたことに感謝。来年は学生さんたちの生の口演に接することができるよう願っています。


順位と得点は以下のとおり

5位)ぷりん亭芽りん 54.2点

4位)駿河亭悪團治 54.9点

3位)大人爾成亭難詩 57点

2位)潮家いさな 58点

1位)堺家ちがう 61.9点

 

2020年4月5日日曜日

20200321 芸歴50周年記念桂文珍国立劇場20日間独演会

国立劇場 14:00〜17:00

〜十七日目〜
春風亭ぴっかり…動物園
桂文珍…老婆の休日
柳家権太楼…火焔太鼓
仲入り
内海英華…女道楽
桂文珍…天神山

 感染症拡大防止のため20日間あるうち3月5日〜8日の4日間が3月19日〜21日と23日の夜に振替となり、その後3月15日〜19日の7公演が中止という事態のなか予定通りの開催。サーモグラフィーが入り口に設置され、手の消毒ジェルも用意されており、入場時に使用を促される。対策は万全。
 今この記事を書いている時点とは違って情報も少なかったためか、まだ例の感染症についてさほど恐れる気持ちはなくて、まあこうやって洒落のめしているうちに災禍が去っていくのだろうなと気楽に考えていたことを今は、不謹慎というか軽はずみな態度だったな、と反省する気持ちになっている。
 楽しかったこの会の記憶を反芻しつつ、命を落とされた方々のご冥福と、罹患されて苦しんでおられる方々の1日も早い快復を祈ります。

2020年4月2日木曜日

20200315 ひぐらし亭

にっぽり館 11:00〜

じゅうべえ…出来心
萬橘…長屋の花見
おしゃべり(萬橘・たけ平)
仲入り
たけ平…宮戸川

 まず入り口で手の消毒ジェルの使用を促される。お客さん同士、程よい距離を保って座れるくらいの入りで感染症対策は万全。
 開口一番じゅうべえさんは、真剣さがおかしみに変換されていて、きっとどんな滑稽話でもすべらないだろうな、などと思う。反対にというかなんというか、人情話とかをやると、どんな感じになるんだろう。
 おしゃべりコーナーでは、萬橘画伯の登場。で、衝撃の谷中しょうが。
 たけ平さんの宮戸川、ちょっとオトナなエンディング。まさかのお客さんいじりで、びっくりしたけど、ステキでした。

2020年4月1日水曜日

20200314 新宿末廣亭3月中席

<昼の部>
(前座) 三遊亭ごはんつぶ…つる
三遊亭歌扇…桃太郎
江戸家子猫…物まね
春風亭朝枝(寿二ツ目昇進)…湯屋番
鈴々舎鈴之助…手紙無筆
三増紋之助…曲ごま
古今亭菊之丞…元犬
三遊亭歌武蔵…相撲漫談
林家二楽…紙切り
柳家さん喬…短命
松旭斉美登…奇術
金原亭伯楽…宮戸川
中入り
三遊亭歌る多…替り目
笑組…漫才
桂南喬…粗忽の釘
三遊亭円歌…やかん
鏡味仙三郎社中…太神楽
三遊亭歌奴…五貫裁き
<夜の部>
(前座) 三遊亭ぐんま…初天神
橘家文吾…五目講釈
のだゆき…音楽パフォーマンス
橘家文太(寿二ツ目昇進)…宗論
柳家小せん…ふぐ鍋
米粒写経…漫才
隅田川馬石…子ほめ
春風亭勢朝…袈裟御前
柳家小菊…音曲
柳家小さん…長屋の花見
柳家小満ん…時そば
中入り
柳亭こみち…たけのこ、芸者さんの一日
アサダ二世…奇術
林家きく麿…スナックヒヤシンス
春風亭一朝…鮑のし
林家正楽…紙切り
橘家文蔵…天災

 さん喬さんの存在を知ったきっかけはNHKの真打ち競演というラジオ番組だった。すごくいい声の人だな、一度生で見てみたいな、と思い独演会に行ってみてますます好きになった。その後数回寄席で高座に接する機会があったが、その度に、さん喬さん素敵だなー幸せだなーという気持ちになる。
 伯楽さんも素敵だった。円歌さん、お初だったのだが、あのやかんは結構衝撃だった。歌奴さんの五貫裁きは、イヤな気持ちにならずに聞けてよかった。一体何が違うのだろう。
 夜の部、のだゆきさん、米粒写経に会えて嬉しい。文太さんの宗論は2回目だけど、ホント面白い。馬石さん、普通にやってるみたいなのに噺の面白い部分を膨らませる感じですごく笑わせてくれる。きく麿さんから一朝さんのラインは、一朝さんが色々拾う感じで最高だった。乱暴者が出てくる噺は、文蔵さんにぴったりかと。
 コロナウイルスの影響で方々の会が中止や延期となっているためか、予定されていた出演者の交替は2組だけ。これって記録的なことなんじゃないだろうか。
 

2020年3月9日月曜日

20200307 新宿末廣亭3月上席

<昼の部>
(前座) 桂空治…寿限無
春風亭吉好…アンケートの行方
江戸家まねき猫…物まね
柳亭小痴楽…浮世床
雷門小助六…初天神
D51…コント
立川ぜん馬…あくび指南
日向ひまわり…木村長門守 堪忍袋
やなぎ南玉…曲ごま
春風亭昇乃進…大安売り
桂小南…ハワイの雪
きょうこ…奇術
昔昔亭桃太郎…やかん
中入り
春風亭柳太郎…おかえり
東京太・ゆめ子…漫才
三遊亭遊馬…牛ほめ
柳家蝠丸…お七の十
ボンボンブラザーズ…曲芸
三遊亭圓輔…火焔太鼓
<夜の部>
(前座) 桂伸び太…道具屋
立川幸之進…家見舞
青年団…コント
笑福亭和光…秘伝書
玉川太福…豆腐屋ジョニー
春本小助・鏡味小時…太神楽
三遊亭萬橘…居候
桂米福…長屋の花見
北見伸…奇術
春風亭柳橋…子ほめ
春雨や雷蔵…宮戸川
中入り
立川吉幸…義眼
宮田陽・昇…漫才
神田紅…桂昌院
三遊亭圓丸…堪忍袋
桧山うめ吉…俗曲
立川吉幸…寝床

 予定していた萬橘さんの会が延期になったため、心にぽっかりと空いた穴を埋めてもらうべく、またまたこちらへ。
 駒の南玉さん、粋で茶目っ気たっぷりで本当に素敵。そして小南さんを発見。これはもう発見としか言いようがない、というぐらい、まったく度肝を抜かれてしまった。
 全体的にはやはりコロナの影響なのか客席はゆったりめ。そんな状況も手伝ってなのか、和やかな空気で幸せな気分に浸る。
 まってましたの萬橘さん。時間は短いながらも充実感たっぷりで、萬橘ロスもこれで解消。そして末廣亭さん、営業してくださっていて、本当にありがとうございます。

2020年3月2日月曜日

20200229 新宿末廣亭2月下席

〜千秋楽〜
<昼の部>
〜途中から
桂才賀…カラオケ刑務所
林家楽一…紙切り
むかし家今松…てれすこ
中入り
柳家小傳次…寿司屋水滸伝
ホームラン…漫才
柳亭左龍…長短
古今亭志ん弥…親子酒
ダーク広和…奇術
柳家さん喬…寝床
<夜の部>
(前座)鈴々舎美馬…子ほめ
柳家かゑる…イミテー村
ニックス…漫才
柳亭市若…平林
古今亭志ん陽…猫と金魚
伊藤夢葉…奇術
三遊亭金時…紙入れ
桂扇生…豆屋
ぺぺ桜井…ギター漫談
金原亭馬生…強情灸
林家正雀…一文笛
中入り
古今亭駒治…十時打ち
すず風にゃん子・金魚…漫才
林家きく麿…半ソボン
三遊亭歌奴…棒鱈
翁家勝丸…太神楽
鈴々舎馬るこ…子別れ

 今回は、昼の部主任のさん喬さんはもちろんすごく見たかったのだけれど、それ以上に今松さんに魅かれて、というところが大きかったかも知れない。というわけで、お昼の部途中から駆けつける格好となった。
 この日の末廣亭はいつもとは雰囲気が違い、みんなあんまり笑わないな、という印象。和やかさに欠ける空気が漂っている、とでもいうのだろうか。馬るこさんが言うには、COVID-19の影響によってあちらこちらで落語会が中止となったために落語難民たちが集ってきたのでしょう、ということなのだが、そうだと仮定するならば、通のお客さんなので、やたらに笑わねぇよ、という人が多かったということになるんだろうか。
 夜の部前座の美馬さん、新ニッポンの話芸でお見かけしはいたのだが、落語を伺うのは初めて。落語協会の前座が多すぎてなかなか楽屋入りできないでいる、という話を聞いていたので気になっていたのだが、立派に務めておられる姿を見ることができて感慨深い。
 そして、いつも行く座間の落語会で前座さんだった市若さんの二ツ目昇進のお披露目。いやなんか初々しいなぁ。いいなぁ。
 この日は、志ん陽さん、小傳次さん、駒治さん、扇生さんなんかが特に印象に残りました。やっぱり扇生さんが好きみたい。あと馬るこさん、良かったです。

2020年2月28日金曜日

20200224 池袋演芸場2月下席

<昼の部>
(前座)春風亭枝次…子ほめ
橘家文吾…真田小僧
春風亭朝枝…やかん
橘家文太…宗論
アサダ二世…奇術
柳家小八…ふだんの袴
古今亭志ん陽…夏泥
仲入り
春風亭ぴっかり…元禄女太陽傳
古今亭文菊…強情灸
ぺぺ桜井…ギター漫談
春風亭百栄…落語家の夢

 池袋下席夜の部は落語協会特選会のため昼の部のみ。2月下席は神田伯山襲名披露興行が浅草演芸ホールで行われているため、きっと空いてるんじゃないかな〜と油断していたら、開場30分前くらいですでに結構な列ができていた。中へ入ると、通常の座席の後ろと通路に補助椅子的なものが出ている。
 番組表を見て初めて知ったのだけれど、朝七改め朝枝さんと門朗改め文太さんの二ツ目昇進披露興行だった。朝枝さん、二ツ目になったばかりとはとても思えぬ調子で、この人一体これからどうなってしまうんだろうと。文太さん、根多のせいもあるのかもだけれど、おもしろすぎる。本当にこれから楽しみな人たちに、また出会ってしまったな、と。
 百栄さん、3度目なんだけど、なんというか毎回見るたび全然違う人のような感じがする。こちらの受け止め方というのか状態が異なるせいもあるのかも知れないので、よくわからないけれど、あと3回くらいは見ないとな、と思う。
 

2020年2月23日日曜日

20200222 第489回花形演芸会

国立演芸場 13:00〜

林家彦星…無学者
三遊亭美るく…半分垢
入船亭小辰…いかけや
まんじゅう大帝国…漫才
鈴々舎馬るこ…八幡様とシロ
仲入り
柳亭左龍…名刀捨丸
坂本頼光…豪勇ロイド
桂雀太…八五郎坊主

 まんじゅう大帝国に坂本頼光さんとは、なんとも時流にのった顔付けだなぁという印象。
 前半のリレー感、特に小辰さんがいい感じにあっためていってるなぁという感じで、大変楽しかった。
 名刀捨丸、どこかで聞いたことがあるね、と話していたら、以前浪曲で伺った記録が。講談根多としてもあるようだ。
 雀太さん、繁昌亭で伺って以来。独特の勢いがあって、これはあまり関係ないかもだけどちょっとハスキーボイスなのも大師匠枝雀を彷彿とさせる。
 活弁は大昔、子どもの頃にもしかしたら見たことがあるかも知れないなぁぐらいの認識。今回あらためて、映像に対する弁士オリジナルの解釈が声で表現されていく面白さを体験することができた。

20200208 第228回ざま昼席落語会

ハーモニーホール座間 小ホール 14:00〜

柳亭市若…堀の内
隅田川馬石…たらちね
柳亭市弥…夢の酒
仲入り
柳亭市弥…のめる
隅田川馬石…二番煎じ

 市弥さんは、お初。たらちねは、今まで伺ったのは短縮バージョンだったようで、今回のものがフルバージョンだったらしい。この噺の本当の面白さがやっとわかった気がした。
 馬石さんの佇まいというか、程よい距離感というか、高座と客席のちょうどいい関係みたいなものが感じられて、非常に心地よい時間を過ごすことができました。贅沢な土曜の昼下がり、といったところ。

2020年2月9日日曜日

20200131 第13回文京春日亭 瀧川鯉昇・鯉八親子会Ⅱ

文京シビックホール  小ホール 19:00〜

トーク(鯉昇・鯉八)
どっと鯉…松竹梅
鯉八…にきび
鯉昇…千早振る
仲入り
鯉八…多数決
鯉昇…餃子問答

 念願の親子会に参加することができました!ひゃっほう!前回来られなかったのはなぜなのか、今となっては思い出せませんが、まずはお二人のトークから。幸せ度MAX、不思議度絶頂で会のはじまりです。
 しかし、鯉八さんのにきびも多数決も、もう何度か聞いているし、特段幸せな内容というわけではないのに、聞くたび楽しく幸せな気持ちになれるのはなぜなんだろう。恋?鯉か?
 鯉八の噺は一回聞いただけだとよくわからない、と枕を振りながら入る鯉昇さんの噺もまた、一度きりよりも、2度3度と伺うとますます面白くなる類のものなのだな、という確信をこの度得ることができました。
 これからも、頑張って追いかけてゆきます!

20200113 笑福亭たま日本橋劇場独演会

日本橋中央公会堂4階ホール(日本橋劇場)
13:00〜

立川幸七…手紙無筆
桂鷹治…初天神
笑福亭たま…時うどん
笑福亭笑子…スタンダップコメディ
笑福亭たま…ペッパーラッパー
仲入り
三遊亭円丈…悲しみは埼玉に向けて
笑福亭たま…松曳き

 この回は円丈さんがゲスト出演されるということで、楽しみにしてまいりました。このところ落語ぬうで拝見する機会が多かったのですが、この日はぬうよりはちょっとマイルドな雰囲気というか、あぁいつもの円丈さんだな、という感じでまったり楽しめました。
 年末に新開地喜楽館にて、衝撃(笑撃?)の出会いを果たした笑子さんですが、こんなにも早く再会できるとは。嬉しすぎる。
 たまさんは、「書いたらあかんよ」というお話がたっぷりで、「ちょっとやりすぎました」というくらいの熱の入りようで、笑いすぎて気管支が痛くなりました。
 そして幸七さん、前座さんですがとても印象に残りました。何がというとうまく説明できないのですが、落ち着いていて気分よくさせてくれる感じ。また伺いたいものです。
 今回は、たまさん独特の攻めてる感じみたいなものが、やっとつかめてきたかな、という手応えを感じることができたのですが、なんと次回で最終回!残念すぎる!

2020年1月12日日曜日

20200111 ざま新春落語会

ハーモニーホール座間 14:00〜

柳亭市朗…転失気
瀧川鯉昇…武助馬
入船亭扇遊…厩火事
仲入り
柳家小菊…小唄・端唄・都々逸
瀧川鯉昇…茶の湯
入船亭扇遊…お見立て

 2019年も伺ったこの会、全く同じ面子でした。昨年とは異なり、全席指定なのがうれしい。
 淡々と語っていく中で、実はずーっとおもしろいことを言いつづけている鯉昇さん、飄々とした雰囲気がたまりません。対して扇遊さんはメリハリの効いた語り口。厩火事終盤の亭主のセリフにちょっとじんときてしまった。
 お見立てでは、実は杢兵衛さんは全部知っているのでは?という疑惑が生じるように演じられているように思われて、これは私にとって新鮮な経験だった。
 いやぁー落語の世界って本当に奥が深いですね。

2020年1月10日金曜日

20200105 ひぐらし亭

にっぽり館 13:00〜

じゃんけん…金明竹
萬橘…寄合酒
おしゃべり(萬橘・たけ平)
仲入り
たけ平…ねずみ

 2020年最初の落語はこれでした。ゆるっとなごやかな、いい雰囲気で「落語初め」ができました。じゃんけんさん、二ツ目昇進で好二郎さんになられるとのこと。「兼」ではなく「好」残しなのかーと思っていたら、師匠の兼好さんが二ツ目の頃に使っていた名前だったんですね。真打昇進の際には、また変わるのかな。
 会場のにっぽり館は2019年4月にオープンし、まだ1年経っていないわけですが、ここに来れば萬橘さんとたけ平さんに絶対会える、という場があるというのはなんだか心の拠り所ができたみたいでうれしいことですね。
 今年もゆるりと通えたら、と思っています。
終演後の高座


2020年1月9日木曜日

20191230 神戸新開地・喜楽館 昼席

神戸新開地・喜楽館
14:00〜

桂二葉…つる
笑福亭喬介…米揚げ笊
桂団朝…短命
林家染雀…金明竹
桂あやめ…妙齢女子の微妙なところ
仲入り
笑福亭右喬…平の陰
林家染左…尻餅
姉様キングス…音曲漫才

三味線)はやしや京子
鳴り物)瑞

 上方落語行脚はつづいて2日目。といっても今回はこれで終わりです。二葉さん、「ふたば」さんではなく「によう」さんなんですね。ずっと「ふたば」さんだと思ってました。東京にもいらしたりしてるのだろうか。ぜひ来てほしいですね。染雀さんの金明竹はなかなかショッキングでした。東京では、言立てのところを色々工夫して演じておられるのによく出会いますが、フツーに関西弁なんですね。ただフツーに言ってるだけなのに、すごくおかしい。そのことにショックを受けてしまいました。あやめさんの新作落語、ステキです。真顔で思いっきりふざけているあの感じが大好きです。もっと色々聞きたいなぁ。
 今回は初の色物がトリ、という企画だそうで、あやめさんと染雀さんで組んでおられる姉様キングスなるコンビ、堪能してまいりました。染雀さんは男性ですが、ある種女性であるあやめさんよりも女性らしいというお二人の対比がまた、いいスパイスになっていると思いました。
 さて、そんなあやめさんは、毎年繁昌亭で年越しカウントダウンの会もされているとのこと。2020年末はそちらにも挑戦してみようかと、今から画策中。たのしみです。

20191229 天満天神繁昌亭昼席

天満天神繁昌亭
14:00〜

桂文五郎…商売根問
林家卯三郎…平林
林家染左…時うどん
笑福亭笑子…腹話術
桂雀三郎…ちしゃ医者
仲入り
笑福亭べ瓶…本能寺
露の団姫…秘伝書
笑福亭松枝…替り目

三味線)まなみ薫子
鳴物)桂文五郎

 約1年ぶりの繁昌亭。毎年恒例となりつつある感じです。のっけから文五郎さんの顔芸?みたいなやつにやられました。染左さんは面白いお兄さんという雰囲気。しかも兄(あん)ちゃんというよりは、お兄さんという感じ。程よい距離感があるというか。笑子さんはまさかの展開に笑いすぎて、涙がにじむ程でした。そして雀三郎さんに心を鷲掴みにされたまま仲入り。
 仲入り明けて後半、これまたすごい若手がいるもんだなぁと感動しつつ、団姫さんのヘアスタイル(?)と輝く瞳に、つい見とれてしまいます。あっという間のトリで松枝さん。何と表現すれば良いのか、可愛いというだけでは表せない魅力に溢れていて、チャーミングという言葉がぴったりなお方だな、と思います。
 普段は東京の落語を鑑賞するのが主なので、上方落語には、ある種あこがれのような感情があるせいか、あのコテコテな感じの笑いがとても好きです。ある意味お約束のお笑い。それが定常的に繰り返されているということに安心する、という面があるのかも知れません。少し背伸びして見る東京の落語、自然体で見る上方落語、というのが私にとっての両者なのかなと今は思っています。

20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演 立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ) ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ 信楽…お馬さん ナツノカモ…最後の夢 こしら…高田馬場 仲入り 馬るこ…怪談長短 アフタートーク  「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽...