2018年3月23日金曜日

20180322 こはるパラダイス

横浜にぎわい座小ホール「のげシャーレ」19:00
たらちね立川談洲
長屋の花見立川こはる
雨のベルサイユ立川こはる
 かしめさんが受付周辺にいらしたので、今日の開口一番はかしめさんだ~!と思っていたら、ちがいました。かしめさんファンなので。談洲さんがイヤってわけでは決してないのですが。談洲さんは、先週末のマゴデシ寄席でも拝見したばかりだったので、私の談洲さん濃度があがってきていて、よい感じです。先日も思ったのですが、けっこうな早口で話されるので、たらちねは、名前をいうところなんか、すごい早く言うとおもしろいから、たのしかった!高座にあがられなかったかしめさんは、仲入りの携帯電話の注意事項にて存在をアピールされていて、さすが、と思いました。

 任侠流山動物園シリーズでは、会場もテンションがかなり上がっていて、すごくよかった。しかし、これだけ複数の人に演じられたら、もはや新作ではないよね。既に古典の殿堂入りだと思う。もっといろんな人のバージョンも聴いてみたくなりました。あと、時間の制約があるので、そういう訳にもいかないのかもしれませんんが、どの噺も、もう少しゆったりとした間で聴いてみたいものだと思った。テンポも大事なのかもしれないが、とりに行って、笑って、みたいな高座と客席とのやりとりみたいなものがあればいいな、と。時空を共有する感覚が、ライブの醍醐味ですね。

2018年3月18日日曜日

20180317 第15回立川流マゴデシ寄席

つる談洲
短命がじら
台本問題吉笑
厩火事志の太郎
安兵衛狐志ら門
夢金こしら
井戸の茶碗寸志
 上野広小路亭にて。先月もちょうど17日(土)に行われていて、その時は出演者全員志らく一門で、一門会みたいになってるね、と言っていたのだが、志らのさんがアニキ面をしていて、いい感じで面白かった。いびきをかいてる人とか。あと、らく人さんがステキだった。

 談洲さん、おもしろかった。「だんしゅう」さんて読むのかと思ったら、「だんす」さんだった。でもまだつい「だんしゅう」さんって言ってしまう。また聴きたい。がじらさん、最後でやられた。劇団よりの人なのかな。吉笑さん、やっぱりこの人すきだ、と確信。噺の醸し出してる空気がなんともいえない。気がつくとワケのわからない空間に移動させられてた、みたいな。そのワケのわからない感じが、たまらなくおかしい。ずっとこちょこちょされてる感じのやつ。6月のあたま山の、いきたいな。志の太郎さん、だいぶん前に晴の輔さんの会での、開口一番の湯屋番が印象にのこってる。この人のやる女の人が妙に色っぽいと思うのだが、私だけだろうか。志ら門さん。前回のマゴデシ寄席で、二ツ目トライアルの歌の練習?とかもしていたので、今回もなんかやるのかなぁと思っていたのだけれど、そういうのはなかった。そりゃあそうか。私はこしらさんの噺を聴いていると、たとえそれが初めて聴く噺でも、え?ってなって、さらに、えぇ?ってなってるうちに、知らないところへ来てた、みたいになるんだけど、今回は特にそれが強かった。キャベツと農夫とひつじ(最後はちがったかも)ってなんだろう、と思ってGoogle先生にきいてみたら、川渡り問題というのっぽい。勉強になった。若い人たちがさんざんやった後にくると、なんだかんだ言ってもやっぱりキャリア20年以上の安定の芸なんだな、と思った。さすが。そしてトリの寸志さん、こんな人がいたなんて。もっと早く出会いたかったよ。全体的にステキだったので、また聴きたい。またすきな人が増えてしまって、こまったよ。マゴデシ寄席は、たのしい。

2018年3月15日木曜日

20180315 師匠、御乱心!

 円丈さんの「御乱心」文庫版「師匠、御乱心!」を読みました。いつも聴いているポッドキャストで「落語家の通信簿」がボロクソに言われていて、円丈さんって、どんな人なんだろう、と思ってググったら、見たことある人でした。しかも、けっこうおもしろい、と思ったような遠い記憶が(あと、メガネ男子なので、自分的に好感度高めだった。)これについては、また今度書きたいと思うのだが、私は子どもの頃からわりと最近まで上方びいきというか、そんないいモンでもなくて、全くの単なる先入観で、「関西弁じゃないやつはおもしろくない」というデフォルトのフィルター設定があって、そういう状況の上での、「けっこうおもしろい」なので、かなりハマっていたのではないかと考えられる。なんか自分のことなのに、他人事みたい。
 ここには、当時の騒動(落語協会分裂騒動)に巻き込まれた、一落語家の目を通して描かれた状況が克明に記されていて、たしかに事実を正確に知りたい、というニーズには合わないのでしょうけれども、円丈さんというその人、が表現されているという点では、良書であると思いました。初版「御乱心」出版時からタブーのように扱われているようですが、それさえもポーズというか、落語の関係者みんなで、そんな雰囲気を演出しているだけなのではないか、という疑念さえも憶えました。とはいえ、初版の出版は1986年、昭和61年なので、当時の状況は、現在からは想像もつかないほど違っていたのでしょうけれど。

 落語に限ったことではありませんが、なんらかの表現をするということは、その表現活動を行うその人を感じさせるものであれば、好ましく思えるのものなのかもしれませんね。

2018年3月12日月曜日

20180311 渋谷らくご 夜の部

ツイッターなどに、あまり感想あがってないなと思ったので、こちらで記録してみることにします。
初めてのシブラクだったので、最後スクリーンに根多が出ていたの気がついていませんでした。うかつでした。(310日の感想まとめにあがっていたのを見て知った)そのうち誰かがあげてくれることを期待しましょう。
この回は17:0019:00と普段よりも早い時間設定だったので、東京から少し遠くに住む私にはちょうどよかったということと、彦いちさん、扇里さん、こしらさん、鯉斗さん、全員いま私が気になっているお方だったこと(こしらさん以外は初)から、「絶対にはずせない!」という気持ちに。わりとギリギリのタイミングかと思ったけれど、前売り券を手に入れることができました。
<林家彦いち>
 広瀬和生さんの著書「この落語家をよろしく」で紹介されていて、もうれつに会いたくなったお方。明るい雰囲気と、後の演者を立てる(?)無茶振りが素敵でした。具体的には、次の扇里さんに羽生結弦の真似を、その次のこしらさんには佐川国税庁長官の真似を、というフリ。これで全体につながりというか、まとまりが(無理矢理に?)できて、なんかこういうのは好きだなぁと。あと、下の低い方に響くお声が私好みでありました。
<入船亭扇里>
 先週のこの会のラジオ番組「渋谷文化ラジオ サンキュータツオと渋谷らくご」で、穴どろを演っておられたのを聞いて、ぜひ拝見したいと思っていたのが、こんなに早く実現。実はラジオで聴く前から気になっていたことはたしかなんだが、なぜ気になったのかは今はもう思い出せないなんだったんだろう。たぶん誰かがどこかでおすすめしていたのだろう。本日の噺は鰍沢。今日のトピックは紺屋高尾ということで、「やってもいい?って確認したら、いいと言ってもらえたので」とのことでしたが、一度生で聴いてみたい噺だったので、私はとてもうれしかった。しかも、こんなに集中できる雰囲気の中で!この後のこしらさんはマクラで、あんな噺やるなんて、というようなことをおっしゃっていましたが、私はつながっているなと思いました。
<立川こしら>
 拝見するのは今回3回目。この方を初めて見たときの印象は、「おもしろいんだけど、なんかハマらないなぁ」だったのですが、回数を重ねるうちに、独特の世界が見えてくるような気がして、がぜん楽しくなってまいりました。宮戸川の(たぶん)後半を初めて聞けたので、これもとてもうれしかった。「(たぶん)後半」というのは、初心者の私には、あれが宮戸川の後半なんだって確証が持てないから。そのぐらい崩れています、たぶん。イエ、もちろんいい意味で。
<瀧川鯉斗>
 紺屋高尾です。今日のメインはこれです。鯉斗さんのこれを聴く会と銘打たれています。マクラはなし。羽織いつ脱ぐのかな?と思っていたら、すごくいいタイミングで脱いだので「おおっ!」ってなった。この噺は、いつも筋を読んだだけでも泣いちゃうので、生で聴いたら大変なことになってしまうかもと思い、厚手のタオルハンカチを準備していきましたが、大事には至りませんでした。ちょっと間があくのとか、ちょっととぼけた感じの返事の様子とか、こういうのフラというのかな、と考えていました。なんかそういうのがいいんですよね、このお方。これからどんな風になっていかれるのでしょうか。とても楽しみです。ぜひまた聴かせてもらいたいと思いました。
  高座返しとかどうするのかな、と思っていたら、かしめさんでした!かしめさんは一度しか聴いたことがなく、都内で平日夜の会に出ておられることが多いので、なかなか聴けないのですが、虎視眈々とねらっていきたいです。

 ユーロライブのふかふかの椅子が、とてもここちよく、ものすごくリラックスして楽しめました。またいきたい!

20240928 もっと!新ニッポンの話芸スピンオフvol.4

 内幸町ホール 19:00開演 立川こしら 鈴々舎馬るこ 広瀬和生(トークのみ) ゲスト:柳亭信楽 ナツノカモ 信楽…お馬さん ナツノカモ…最後の夢 こしら…高田馬場 仲入り 馬るこ…怪談長短 アフタートーク  「新ニッポンの話芸ポッドキャスト」を聴いていると2倍、いや100倍楽...